2021年5月17日
おはようございます。
高松市春日町ハローズ内
たかまつファミリー歯科医院
スタッフ兵頭です。
四国は梅雨入りしたみたいです☔️
夏が長いってことでしょうか。
暑くなってくるとジュースとか飲む回数増えてきます。
歯は酸で溶けることを「脱灰」といいます。
脱灰は虫歯にならなくても日常的な飲食で常に起きている
ことなのです。
私たちが普段口にする飲み物・食べ物のうち、歯が溶ける
pH5.5より強い酸性の食品を口に入れると、その瞬間から
歯の表面は溶けてしまいます。
虫歯菌の作り出す酸ではなく食品の酸により歯が溶けてし
まった状態を「酸蝕症」といいます。
酸性の食品というとレモンやお酢を思い浮かべる方が多い
と思います。
事実、柑橘類や黒酢を日常的に摂取されている方に酸蝕症
は見られますが、もっと日常的に口にする食品でも酸蝕症
は起きています。
近年、酸蝕症のハイリスクといえるのは炭酸飲料・スポーツ飲料です。
さらに、これらには大量の砂糖が含まれていることが多い
ので、虫歯にもなりやすい食品といえます。
また、ワインや日本酒も歯を溶かすくらいの酸性ですし、
ポン酢・サラダドレッシングも歯を溶かすくらいの酸性で
す。
こうして考えてみると、現代の食生活は非常に歯が溶けや
すい状況であるといえます。
逆に、歯を溶かさない食品はお水・お茶・牛乳などです。
酸性の食品を摂取したあとは歯を溶かさないお水やお茶を
飲んで、お口の中のpHを中性に戻してあげるとよいでしょ
う。
暑い日が続きそうです。
気をつけていきましょうね😊
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