2022年11月12日
こんにちは
高松市春日町のハローズ内にあります
予防歯科、メインテナンス、小児矯正歯科の
たかまつファミリー歯科医院
医院長の高松です
「総合食品」
という雑誌の中の記事に
口腔機能発達不全
という聞きなれないことばを見つけました
この雑誌の中にも
口腔機能発達不全症
という言葉を知らない親御さんが70%だそうです
2018年に新しい言葉として登場しました
意味は読んでみると当然お分かりかと思いますが
口の機能が悪い
この一言に尽きます
更に詳しくお伝えすると
15歳未満の子供において
基本的な機能が正常でない状態を示す
と定義されているようです
まず口腔機能発達不全症の診断です
気が付くと口がポカーンとあいている
鼻が詰まっていないにもかかわらずいびきをかく
やわらかい者ばかり食べる
食べてもなかなか飲み込めない
活舌が気になる
片側ばかりで噛んでいる
といった症状が出る子は口腔機能発達不全症のサインです
当てはまっている子が多いのではないでしょうか?
このサインは
あごの成長が遅れているサインであり
これを放置すると
永久歯が生えてこない
永久歯が曲がって生えてきた
といった現象が起こります
そしてそれをずっと放置することで
虫歯や歯周病、風邪などの感染症にかかりやすい
やせもしくは肥満
になりやすいそうです
つまり弱い体になるわけです
この記事を書かれた今井先生によると
この口呼吸(口ぽかん)を放置しておくと
虫歯、歯周病だけでなく
歯並びの悪化
扁桃腺の肥大
慢性副鼻腔炎(上顎洞炎)
中耳炎
鼻炎
などの様々な病気にもなる
と言われています
私も4人の子供がおりますが
こどもの健康が何よりも大事です
口腔機能を使わないことにより
口の機能が退化し
色々な病気にさせてしまうのは嫌ですよね??
虫歯予防も非常に大事ですが
まず万病の元である
お口ぽかんという状況だけは避けてほしいです
ぜひ大切なお子さんのために
常に口を閉じるように指導してください!
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