2020年7月29日
こんにちは😊
高松市春日町にあるたかまつファミリー歯科医院
スタッフの村上です。
みなさん、歯磨きした時に血が出ることはありませんか??
歯茎から血が出る原因として考えられるのが、歯肉炎、歯周病です!!
🌟歯肉炎とは、
歯の周囲にある歯ぐきだけが腫れている、比較的軽度な炎症のことです。
この状態であれば、大抵の場合、原因となっている歯垢(プラーク)を除去し、
丁寧にブラッシングをすれば治ります。
しかし、この歯肉炎を放置したままにすると症状が悪化してしまい、次のステップである「歯周病」になってしまいます。
🌟歯周病とは、
歯肉炎が悪化し、歯を支える骨にまで腫れが広がっている重度な炎症のことです。
この状態では、骨の一部が失われている可能性もあり、元の状態に戻すことは難しいです。
※ちなみに、日本人の約80%が歯周病にかかっていると言われています…。
🌟歯肉炎、歯周病に共通する原因=歯垢
歯が十分に磨けていないと、歯垢(プラーク)という細菌の集まりが歯と歯ぐきの間の溝にたまります。
歯周病はこの細菌が繁殖することで起こります。
歯ぐきが赤くブヨブヨとした感じになったり、出血しやすくなるのは、細菌による毒素によって炎症を起こしているからです。
歯垢を放っておくと、石灰化し歯石へと変化します。
歯石は歯みがきなどでは取り除けないため、歯医者さんでとってもらわなければなりません。
歯垢や歯石をためていると歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)が深くなり、さらに歯垢がたまりやすくなって、歯周病を進行させる要因になります。
歯肉炎から歯周炎へと移行すると膿が出て口臭の原因になる、歯槽骨が溶け支えられなくなった歯が抜け落ちてしまうなどの症状が進みます。
ストレスや喫煙などの生活習慣や、糖尿病などの病気によって免疫機能が落ちていると、病気は進行しやすくなります。
🌟ケアの仕方
・歯垢(プラーク)の除去
プラークが溜まりやすい場所は、歯と歯肉の境目の溝(歯周ポケット)、奥歯の噛み合わせの溝の中、歯と歯の間です。
歯ブラシで歯を1本1本ていねいに磨き、さらに糸ようじ(フロス)や歯間ブラシで歯と歯の間をお掃除しましょう🙂
また、歯ブラシで取りきれないプラークや歯石を、歯科医院で定期的に除去することが大切です。
※お口の中の状態にもよりますが、3ヶ月に一度のクリーニングが効果的です。
3ヶ月に1度は歯のクリーニングに行くようにしましょう😊
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