2021年5月15日
おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です(^^)/
今日は歯科衛生士だよりという冊子に
コロナに関する記事が載っていたので
ちょっとご紹介させてください♪
コロナ予防といえば
手洗いマスクの使用に三密を避けること!
ですよね?
それにぜひともプラスしてほしいのが
口から始まる予防法です!
インフルエンザも口腔ケアを行うと
10分の1に抑えられたという研究があります!
ウィルスの主な侵入場所は
「鼻」と「口」の2ヵ所です。
人は鼻から1日に
1~2万リットルの空気を吸い込みます。
そこにはチリやホコリ、細菌、ウィルスが含まれます。
そのためさまざまな防御作用があります。
まず大きなチリやホコリは
鼻毛で取り除かれます。
その奥ではネバネバした粘液により
小さな粒子が付着します。
さらにブラシのような毛をもつ細胞が
ベルトコンベアーのように喉の奥に送りこみます。
そして痰として口から体外に排出したり
飲み込んで胃酸によって退治されます。
こうして3~5マイクロメートルの粒子の80%
2マイクロメートルでは60%が除去されます。
ちなみに花粉の大きさは20~40マイクロメートルで
細菌は0,3~5マイクロメートル程度です。
鼻には天然のマスクの作用があるんですね(^^)/
またインフルエンザは湿気を嫌うので
空気が乾燥する冬場に流行りますよね?
鼻の中では1日に
約1リットルもの水分が出て
加湿されています。
そのためウィルスが死滅します。
一方、口呼吸では
これらの防御作用が働かず
乾燥した空気と一緒にウィルスが
直接喉から侵入します。
鼻呼吸をすることで
ウィルスの侵入経路を1つにすることが大切です!
コロナ予防に4つの愛(i)?
①鼻うがい(hanaugai)
②換気(kanki)
③手洗い(tearai)
④歯みがき(hamigaki)
ローマ字にすると最後が i で終わるので
4つの愛(i)だそうです(^^)
①の鼻うがいは…
鼻を通過した空気は喉の奥にあると壁にあたり
大きく下に向きを変えます。
ここは上咽頭と呼ばれ高速道路にたとえると
急カーブで渋滞が発生しやすい場所です。
細菌やウィルスの侵入経路の70%は
この付近といわれます。
そのためPCR検査のときに
長い綿棒を鼻から入れるのですね…
ふつうのガラガラうがいでは
この上咽頭まで届かないという研究があります。
鼻うがいは上咽頭まで洗えるので注目されています。
ドラッグストアーでも見かけますよね?
なんだか鼻が痛そうですが
キットや体液に近い生理食塩水(濃度0,9%の塩水)
であれば大丈夫だそうです。
インフルエンザは上咽頭から
1~2日(潜伏期)で侵入しますが
コロナウィルスは平均5日かかるそうです。
そこで鼻うがいで
体内に入る前に洗い流す!!!
という作戦なんですね(^^)/
口をキレイにすることが効果的ですが
なかでも朝一番の歯みがきが効果的です。
夜間は唾液の出が少ないので
細菌が急激に増えています。
そのため起床時が最も細菌が多くなります。
そこで朝一番にていねいに歯をみがくことで
細菌を洗い流すだけでなく
舌や口を刺激して唾液がでます。
人混みの中では咳をされても
口がきれいだと感染しにくいらはずです。
ぜひとも4つの愛(i)お試しくださいね(^^)/
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