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2021年1月30日

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

今日は口腔機能発達不全症のお子さんにみられる

「話す機能」についてです!

 

たまにいらっしゃるのですが…

もうすぐ1年生になるけど

舌足らずな話し方をしているお子さん

いらっしゃいませんか?

サ行が上手く発音できないお子さんです。

 

小さいときはメチャクチャ可愛いです(´ω`)

でもいつまでも上手く発音できないと

お子さん自身が困りませんか?

 

一概に口腔機能発達不全症とは言えませんが

見極めの参考にしてもらえればと思います。

 

●「サ行」は確かに難しい。聴力に問題はありませんか?

幼児期の発音は

赤ちゃんことばといわれる未熟な段階から

次第に正確な発音へと発達していきます。

 

ことばの出はじめから

「サ行」の音を正しくつくることは難しく

先生のことを「テンテ」と言っていた時期

やがて「ちぇんちぇ」→「しぇんしぇ」と

近づきながら5,6歳までに

「センセ」を獲得していきます!

 

発達には個人差があります。

聴力に問題がなく言語発達も順調なら

個人差の範囲と考えて

様子をみていてもかまわないと思います。

 

●「サ行」が「タ行」になるなら相当未熟

個人差と考えて発達を待てばいい場合もあります。

しかしサ行がタ行(先生がテンテイ)になるようなら

相当未熟です。

 

就学までの1年間で

自然に獲得するとは限りません。

「エンエイ」のように子音が抜けていたり

日本語の音にならないような

変わった音に置き換わる場合は

聴力や口の中に原因がないか

確認する必要があります。

 

聴力に問題がないけど

口の中に問題がある場合に疑われるのが

①舌小帯短縮症

②口腔機能発達不全症     です。

 

①舌小帯短縮症とは

舌を持ち上げるとヒダがあります。

このヒダが極端に短い場合

サ行、タ行、ラ行など

舌を上アゴにつけて発音しないと

上手く発音できない音が

しっかり発音できず舌足らずな話し方となります。

 

ベロをベーっと出すと

舌がハート型になるのも特徴です。

ハート舌とも呼ばれます。

 

外科的な処置で切開すればよくなります。

 

②口腔機能発達不全症

先ほどサ行、タ行、ラ行の発音は

舌が上アゴにつく必要があるといいました。

 

しかし舌を上アゴにつけれない程

舌の筋力が弱いお子さんがいます。

この場合は舌の筋力をあげる

体操や訓練を行います。

 

小さいうちは可愛いですが

就学前でもまだ舌たらずな話し方のお子さんは

早めに対応してあげましょう!

 

舌の筋力アップに

あいうべ体操オススメですよ(^^)/

 

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