今日は乳歯と永久歯についてです(^^)
まずは乳歯について…
乳歯は全部で20本。
乳歯が生えることで
ものを噛むことができるようになり
顔の形も整います。
子どもにとっては
「自分で食べる力をつける」役割も
担っています。
個人差はありますが
生後6か月頃から下の乳中切歯
上の乳中切歯の順に生え
そのあと前から奥へと順に
2~3年かけて生え揃います。
乳歯はむし歯の進行が早く
この時期のむし歯や歯並びの問題は
次に生えてくる永久歯に影響していきます。
次に永久歯は…
永久歯は「親知らず」を含めて全部で32本あります。
形状で3種類に分けられます。
それぞれ異なる役割を持っています。
第1大臼歯(奥歯)は
永久歯の中で一番大きく、噛む力も一番強いです。
噛み合わせの基本になる大切な歯です。
しかしむし歯になりやすい歯でもあるため
生えてきたら積極的なむし歯予防が必要です!!!
歯の構造は…
◎ 歯の上部に見えている「歯冠部(しかんぶ)」
人間の身体の中で
もっとも固い組織である「エナメル質」が
「象牙質」「歯髄(神経)」を外側から覆っています。
●エナメル質
歯の一番外側。鉄よりも固い組織。
●象牙質
歯髄(神経)を取り囲む組織。
むし歯がここまで進行すると痛みが出ます。
●歯髄(神経)
神経と血管が集まっている大切な組織。
◎歯ぐきの下部の「歯根部(しこんぶ)」
歯ぐきによって
歯槽骨や歯根膜といった組織が守られています。
●歯ぐき
歯槽骨を覆う粘膜。
歯槽骨、歯根膜を守る役割があります。
●歯槽骨
あごの骨のうち、歯を支える組織。
●セメント質
歯根部の表面を覆っている組織。
●歯根膜
歯槽骨に刺激が伝わらない様に
クッションの役割をする組織。
永久歯と乳歯の違いは?
歯の色は乳歯は白に近く
永久歯は黄色味を帯びています。
大きさは乳歯の方が全般に
永久歯よりひとまわり小さい歯です。
歯質はエナメル質、象牙質ともに
乳歯の方が薄いため
乳歯のむし歯は早く進行するので注意が必要です。
ですが永久歯は一生使う大事な歯です!!!”
かわりの歯は作られないので
大事にするのはもちろんですが
乳歯も永久歯に大きな影響を与えるため
虫歯にならないようにしっかりケアしましょう!