2021年11月18日
おはようございます。
高松市春日町ハローズ内
たかまつファミリー歯科医院
スタッフ兵頭です。
『味覚は3歳までに決定する』
と聞いた事あります。
それまでにチョコレートなどを与えなければ
成長してもむやみやたらに甘いものを好んで
食べない子になるのでしょうか?
可能性は高いですが、味覚を育てるためには
さまざまな食品を与えてその味をたいけんさせることが
大切です。
味には、酸味、苦味、甘味、塩味、旨味の
5つの基本味(五味)があります。
苦味は毒物、酸味は腐敗物の信号となり、
本能的に避けようとします。
甘味は生きていくのに必要なエネルギー源となる
糖分があることを知らせる味、塩味は体液のバランスをと
るのに必要なミネラルがあることを知らせる味
旨味はタンパク質の存在を知らせる味で、
本能的に好む味です。
基本的な味を判断する能力は、生まれつきもっていますが
おいしいと思う味は経験と学習によって獲得されます。
おいしさは味覚だけではなく、嗅覚、視覚、触覚など
様々な感覚器官を通して脳に伝わった結果、記憶されま
す。
美味しさは、その成り立ちから
①うまれつき持つおいしさ
疲れた時に甘いものが欲しくなり、食べた時においしいと
感じます。
②物心がつくまでに獲得したおいしさ
小さい頃に繰り返し食べ、経験を飲み重ねることで
無意識のうちに刷り込まれたおいしさです。
おふくろの味など当てはまります。
③物心がついてから獲得したおいしさ
経験や、情報、加齢による生理機能の変化などによって
獲得したおいしさ。
苦くて飲めなかったコーヒーが大人になって
おいしいと感じるようになったとか当てはまります。
3つに分けられています。
甘いものを与えないということだけではなく
食事を楽しみながらいろいろな食品を体験して
五感を使っておいしさの発見を繰り返し経験を
させることが重要ですね。
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