2022年1月13日
おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です^_^
前回に引き続き
『手づかみ食べ』についてのお話です。
メリットだらけの手づかみ食べですが
いつから始めるとよいのでしょう?
それは…
自分から食べ物に手を伸ばすようになったら
「手づかみ食べ」スタートの時期です!
だいたい生後7か月くらいから
少しずつ「手づかみ食べ」に触れていきます。
でもまだ腰がすわっていないので
抱っこした状態です。
抱っこしてテーブルの前に座ると
皿に載っている食べ物に
手を伸ばすようになってきます。
自分から手を伸ばすようになったら
それがサインです。
その子の意欲のままに
手づかみ食べに移行していきます。
でも7か月だと
まだしっかり食べることができないので
食べさせてあげる割合の方が多いのです。
家庭での手づかみ食べ工夫ポイントは?
器から取り出すことがまだ苦手な7か月児には
野菜スティック!
この頃の赤ちゃんは
お皿をすぐにひっくり返してしまいます。
認識力が十分ではないためまだはっきりと
器と器の中身が分離しておらず
お皿と中身の野菜が一つに見えているのです。
野菜スティックを手に持たせれば
赤ちゃんが口に入れている間
お母さんも赤ちゃんを抱きながら
自分の食事をとることができますよ^_^
生後8~9か月頃の口のまわりにぐちゃ!
の経験が”自信”に!!!
生後8~9か月頃になると器の中の野菜に
しっかりと意識が向いてつかみ始めます。
お皿の中の野菜だけを
ぐちゃぐちゃしたりすることもできます。
しかしまだ手の使い方が上手ではなく
口の周りに野菜をぐちゃっと
押し付けるような食べ方です。
手と口を上手に協応させて食べるのは
難しい時期です。
でも子どもが自信をもって
食べられるようにするには
この時期を経験することがとても大切です!
こうした食べ方を通して
食べ物と口の位置関係や距離感
手指の巧緻性、触覚などを育み
広げていくからです。
でも手づかみ食べの強制はダメです。
環境があるだけでOKです。
生後8~9か月といえば
主に大人が離乳食を食べさせる時期です。
離乳食だけでは足りず
母乳やミルクを足す必要もあります。
なので
何が何でも手づかみで
食べさせなければいけない!
と思わないでください^_^
まず抱っこやお座りで
おうちの方と一緒に離乳食を食べているときに
赤ちゃん自身も食べ物に手を出したり
口に入れたりできる環境を
作ってほしいということです。
そうすれば
赤ちゃんの「自分で!」という自我の芽生えに
つながっていくはずです。
生後10~11か月くらいになると
手でつかんだ食べ物の
かなりの部分が食べられるようになっています
そして「自分で食べたい!」
という思いが出てきます。
今までの食に向かう様子とは違って
それはとても強い思いです。
そのため
「最近遊び食べがひどくて…」
と多くのおうちの方が
悩み始める時期かもしれたせん…
でもそれはいたずらのように見えて
「自分でやる!」という自我を
育んでいる最中です。
温かく見守ってあげましょう。
こぼしても大丈夫!
だって、テーブルがお皿なんです!
テーブルをお皿と考えると
お皿の中のものも落ちたものも
関係なく口に入れても
とがめないようになります。
「お皿から落ちた食べ物は食べない」
というしつけは
もっと大きくなってからが適切です。
それよりもテーブルごと水洗いをしたり
外に干して日光消毒を行ったりするなど
テーブルの方を清潔に保つことを心がけて
存分に手づかみ食べができるようにした方があ
お母さんのストレスも減りますよ^_^
赤ちゃん用の椅子で
取り外しできるテーブルが
ついているものを選び
テーブルごと丸洗いしている方も
いるようですよ。
なるほどですね!
あとは床にシートなどを敷くと
食べこぼしても安心です。
私も100均のレジャーシートを引き
豆椅子に座らせて
小さめのテーブルで食べさせています。
机が軽いので移動も楽チンだし
外に出して天日干ししてます☀️
環境づくり大切です^_^
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