2021年2月5日
おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です(^^)/
最近は子供と工作にはまり中です!笑
さてみなさんも歯を守るために
歯みがきをしていますよね?
しかし硬い歯ブラシを使ったり
きつくブラッシングすることが原因で
「楔(くさび)状欠損」を引き起こすことがあります。
ひどくなると知覚過敏になることも…
防ぐには正しい歯みがきや
歯にあったブラシを選ぶことが重要です!
■楔(くさび)状欠損ってなに?
鏡でよく見てみると
歯の根元に段差ができて
歯肉との境でくびれたように
歯が欠けていることがあります。
特に前から数えて3番目の犬歯(糸切り歯)から
奥の歯で起こることが多いです。
これが「楔(くさび)状欠損」です。
主に歯ぎしりや食いしばり
不正なかみ合わせのために
必要以上に強い力が歯に加わっている場合に
よく見られる現象ですが
歯磨きによっても起こります。
強い力で上下の歯が擦りあわされた結果
一番歪みの出る歯肉のきわのエナメル質が
少しずつ欠けていき
まるで楔(くさび)を打ったかのような形で
減っていくのでこの名前がつきました。
歯のエナメル質がなくなると
内側の象牙質が露出してきます。
エナメル質は体の中で最も硬く
水晶とほぼ同じ硬さをしています。
通常の食事や歯みがきでは
すり減ることはあまりありません。
しかしエナメル質が失われて
内側の象牙質がむき出しの状態になると
象牙質はエナメル質より柔らかいため
毎日硬い歯ブラシでゴシゴシ強く磨くと
歯がすり減っていくことも考えられます。
そうなると知覚過敏や虫歯
歯肉炎の原因となることもあります。
■楔状欠損の治療は?
治療としては楔状に削れてしまった部分を
詰め物(レジンなど)で修復します。
自然治癒しないので予防が大切になります。
知覚過敏の場合
欠損部分が大きくなると
樹脂で詰めることも多いのですが
原因が取り除かれないと
またすぐにはずれてしまうこともあります。
ひどくなるとそこから
歯が折れてしまうこともあるので要注意です。
一度欠けた歯は元には戻りません。
今以上に減らないように気をつけることが大切です。
ポイントとして歯軋りをしている人は
マウスピースを使用して歯を守りましょう!!
頬の内側や舌の外側に歯形がついている人は
無意識のうちに食いしばっているはずです。
少し意識して食いしばりをやめましょう。
歯みがきの力が強い人
硬い歯ブラシを使用している人は
ブラッシング時の力を弱くしてみましょう。
できれば歯科医院ブラッシング仕方を確認をしたり
歯ブラシを適切なものに変更することも大切です。
一度鏡で歯をチェックして
歯肉のきわが欠けているようなら
ぜひご相談くださいね\(^^)/
お気軽にスタッフにお声かけください♪
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