2021年1月15日
おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です(^^)/
みなさんは歯を治療して
詰め物や、かぶせをしてますか?
私は恥ずかしながら
子供の頃から虫歯になりやすく
かぶせや詰め物をしている歯があります💦
さてそんな治療した歯ですが
永久に持つのでしょうか(゜ロ゜)?
永久にもつことはないと思います…
銀歯がポロっと外れたので
歯科医院を来院される方もいらっしゃいますよね?
外れた銀歯をくっつけたら治療は終了!
と思っていたら…
「中が虫歯になってます。」
なんて言われた方もいるのではないでしょうか?
「はあっ?1度治してかぶせ物したのに何で?」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが…
金属の詰め物やかぶせ物と歯は
歯科用セメントと呼ばれる接着剤でくっつけます。
しかし口の中の環境により
一部完全な接着が望めないこともあるため
どうしてもわずかな隙間ができます。
口の中を清潔にしていないと細菌が入り込み
詰め物やかぶせ物の内側で虫歯が進んで
金属部分が一部宙に浮いた形になって外れてしまいます。
金属の端は薄いので特に歯と金属が接着していないと
欠けてくることもあります。
口の中を清潔にしていなかったり
セメントが溶けてきたりすると
隙間ができて虫歯や歯周病になってしまいます。
また、口の中は皆さんもご存じの通り
唾液などによりとても湿った状態です。
口の中の金属は少しずつ腐食していきます(=溶ける)。
金属が腐食すると発生した金属イオンが
体内のたんぱく質と結合します。
それが身体から異物とみなされると
アレルギー反応を起こします。
今まで大丈夫でも急に金属アレルギーを
発症することがあります。
歯科金属のアレルギーで引き起こされる疾患は
皮膚症状(アトピー、湿疹、乾癬、にきびなど)が
圧倒的に多いです。
口の中の金属が原因であるにもかかわらず
その症状は口の中にほとんど発症せず
口から離れたところにある皮膚に発症することが多いです。
また歯科治療で使用されている金属は合金です。
様々な金属が合成されてできています。
保険で使用される金銀パラジウム合金の場合だと
銀40%、パラジウム20%、金12%に
銅やその他の金属が含まれています。
このためたとえ金属アレルギーであったとしても
アレルギーの原因物質を特定するのが困難です。
また金属には「ガルバニー電流」と呼ばれる
リスクもあります。
金属でかぶせた歯同士で咬み合わせたときに
ガルバニー電流という電流が
歯と歯の間に流れます。
これをガルバニー電流といいます。
ガルバニー電流は、頭痛や肩こりなど
身体の不調に関係していることが報告されています。
でもなぜ歯科治療に金属が使われるのでしょう?
かむ時に奥歯にかかる力は
数十キログラムといわれています。
かみ方の癖や歯ぎしり、食いしばりなどにより、
歯にさらに大きな負荷がかかることがあります。
なので強い力に耐えられる材料として
以前から金属は用いられてきました。
また保険適用の材料で治療を受けると
患者さんの経済的負担も軽くて済みますよね。
近年歯科材料に関する研究や開発が進み
金属に代わるよい材料も出てきました。
しかし種類によっては保険診療では使えないので
自費診療となります。
当院でもジルコニア、セラミックなどがあります。
見た目がまず金属と違って白くキレイです。
また長い目でみても金属のものに比べて長持ちします。
虫歯の再発も少ないです。
ただ保険診療と違って費用が高くなります。
しかしそれだけの価値はありますし、
本来の天然な歯はもっと価値があるということです。
たにみに当院ではデンタルローンをご利用頂けるので
分割払いも可能です。
無理なく選択できるのではないでしょうか?
治療した歯は何度も治療を繰り返すことで
歯はなくなっていきます。
虫歯にならないように
治療した歯がまた虫歯にならないように
日々の口腔ケアをしっかりと行うことが大切です!
治療後に歯科医院で専門的なクリーニングを行うと
より再発を防止できますよ!
オススメです\(^^)/
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