2021年5月18日
おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です(^^)/
今日は赤ちゃん歯科通信です♪
乳児期や幼児期は1日3度の食事だけじゃなく
間で授乳したり間食をするので
歯が生えると虫歯が心配になりませんか?
そりゃできれば毎回歯を磨ければ
一番ベストですが
現実問題なかなか難しいですよね?
じゃあ歯みがき以外に
虫歯を予防するためにできることってなんでしょう?
今日は「歯みがき以外のむし歯予防法」
についてお話します。
◆糖分がない飲み物で洗い流すだけでも違う
口の中に残った食べカスは
むし歯菌のエサになってしまいます。
お水やお茶など糖分がない飲み物で
洗い流すだけでも
大きく違ってくると思います。
◆むし歯のメカニズムを知って予防
むし歯菌が直接歯に何かをしている
というイメージがあると思いますが
そうではありません。
どうやってむし歯ができるのか知って
虫歯から歯を守りましょう!
むし歯菌は口の中の糖分をエサにして
ネバネバの物質を作り出します。
このネバネバの物質とむし歯菌のかたまりが
プラーク(歯垢)になります。
この状態でむし歯菌が酸を出すと
その酸によって歯が溶けて
むし歯になってしまいます。
プラークはやわらかいので
歯磨きで落とすことができます。
しかしかたくなって歯石になると
落とすことができなくなります。
やはり1番の予防は歯みがきになりますね…
歯みがき以外にできることは
◆規則正しく食事をすることが大事
むし歯のリスクを考えるとき
食生活の習慣が大事になってきます。
口の中は基本的には中性です。
pH(ペーハー)という数値で
7ぐらいの状態になっています。
食後はむし歯菌が糖分と結びつき酸を出すので
酸性に傾きます。
pHが5.5ぐらいで
歯は溶け出すと言われています。
酸性のままだと歯が溶けてしまいますが
唾液による中和作用で徐々に中性へと戻り
歯が溶けない状態になります。
中性へと戻るためには
食後の何も食べない時間帯が必要になるのです!!!
ところがダラダラ食べたり飲んだりしていると
酸性に傾いたままで中性に戻ることができません。
歯にとって時間を決めて
規則正しく食事をすることが大事になります。
基本は歯みがきですがその他に
虫歯菌の栄養となる食事をダラダラしない!
というのが虫歯予防のポイントです(^^)/
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