2021年1月28日
おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です(^^)/
いつも朝ごはんを6時までに食べるので
既に9時半にはお腹がペコペコです…笑
家にいるとついつい食べる回数が増えてしまいます…
間食はプロテインで我慢…
頑張ります(^_^;)
さて今日は食育のおはなしです!
お子さんの食について悩まれていませんか?
一人一人悩みも違うかと思いますが
今日はたまに聞く話です!
肉がうまく飲み込めない!
せんべいは好きでカリカリと食べます。
3歳になって歯は生えそろってます。
でも肉の塊は苦手なようで
繊維になった塊を吐き出してしまいます。
繰り返し噛むように数を数えて噛ましたり
工夫もしているけどダメなんです…
といったお悩みです。
これ、普通にうちの子もありました💦
よくあります?よね?
この場合のアドバイスとしては…
発達にあった噛みやすい調理形態のものを与えましょう!
具体的に3つお話します。
①もう少し様子を見守って
「噛む」とは
前歯で噛みちぎり
奥歯で砕いたり、すりつぶしながら
唾液と混ぜて
どろっとした飲み込みやすいまとまりをつくる
といった口の働きです。
硬いものをしっかり噛めるようになるのも学習です。
3歳頃はまだまだ発達途上で
なんでもしっかり噛めるとは限りません。
もう少し様子を見守ってあげましょう。
1歳半頃から前歯で噛みちぎり
食べ物の硬さを感知するようになります。
そして奥歯で噛むことを覚えていきます。
3歳頃に奥歯が生えそろってから
硬いものや繊維のあるものも
上手に噛めるようになっていきます。
しかし生え揃ったからといって
すぐに硬いものを繰り返し噛むのは
まだ難しい場合が多いです。
肉の性質にもよりますが
繊維質のものは奥歯で繰り返し噛むことが必要です。
繊維が上手く噛みきれないで
時間をかけるうちに
柔らかい部分や水分が飲み込まれ
繊維ばかりが口に残ると
唾液と上手く混ぜることができず
結果的に吐き出してしまうんでしょうね…
しかし無理に丸のみせずに吐き出すことで
自分にはまだ難しい!
ということを教えてくれてるのでは
ないでしょうか(^^)?
もう少し様子を見守ってあげましょう!
②噛みやすい材料や調理形態に
乳幼児の発達には個人差がありますよね?
しっかり噛めるまでには
月齢や年齢で考えるのではなく
発達に合わせた噛みやすい
調理形態のものを与えましょう。
たとえば肉の塊は圧力鍋を使ってやわらかくしたり
カツやフリッターのように
パン粉や小麦粉をまぶすことで
唾液と混ざりやすくなります。
ミンチを使った肉料理を
おいしく食べさせてあげるのも
いいですね(^^)/
硬いものをあげれば
噛むのが上手になるとは限りません。
子供によっては丸のみを覚えてしまう
場合もあります…
③時間にも気持ちにも余裕を
毎日忙しいママたちには
イラっとさせてしまうかもしれませんが…
毎日じゃなくてもいいので
ちょっと時間にも気持ちにも
余裕をもてるときを作ってください。
余裕を作るには
職場の理解や旦那さんはもちろん
家族の協力も必要ですよね?
私も今でこそ産休中で余裕ができましたが
フルタイムで働いていたときは
ほんと余裕なく………でした。
なので働くママの気持ちは凄く分かります!
話が脱線しましたが…
なぜ気持ちと時間に余裕を
持ってほしいかというと…
大人のことば掛けも大切だからです。
噛む回数にこだわって
「1,2,3………」と数えてほしいわけではありません。
食事で1番大切なのは
「美味しいね!」「楽しいね!」です。
ぜひお子さんと一緒に食卓を囲み
みんなで食べる楽しさや美味しさを
教えてあげてくださいね(^^)/
そしてこどもは大人をよく見ています。
大人の噛む様子を観察しながら学習しています。
親御さんがまずお手本として
しっかりよく噛んで食べてくださいね。
ゆっくり、しっかり噛んで食べることができるように
時間にも気持ちにも余裕を持った
食事場面をつくってあげてください。
食べるって毎日のことで
献立を考える…
買い出しをする…
実際に調理する…
食べる…
片付け…
と考えると本当に大変ですよね(-_-;)
でも体は食べるものでできてます!
何をどう食べるかって
めちゃくちゃ大切です!
食材はもちろん
毎日ごはんを作ってくれる人に
感謝を忘れず
「いただきます」「ごちそうさま」に気持ちを込めて
今日も1日過ごしましょう!
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