2022年6月23日
おはようございます。
高松市春日町ハローズ内
たかまつファミリー歯科医院
スタッフ兵頭です。
6歳臼歯は、全ての歯の中で最も大きく、一番噛む力の強い歯で、ものを噛む際に非常に重要な役割を果たします。
また、噛み合わせを決める上でもとても重要になってきます。
そのため、この歯がダメになってしまうと、お口の中にさまざまな不具合が起こりやすくなります。
6歳臼歯が虫歯になりやすい理由として、次のようなことがあげられます。
①乳歯の奥から生えてくるため、生えてきたことに気づかれず、歯ブラシが当たっていない
②生えたての奥歯はすり減っていないので、相対的に歯の溝が深くなり、汚れが溜まりやすい
③生えかけの歯は質が完成していないが、幼い年齢で生えてくるため、子供一人で磨いている場合、うまく磨けていない
このような様々な要素により、6歳臼歯が虫歯にかかるリ
スクというのは、年齢が低いほど高くなり、多くの場合は
生えて間もない頃に起こります。
6歳臼歯を虫歯にしないためには、まず6歳前後になったら乳歯の後ろ側から新しい歯が生えていないか、ということを保護者の方がよく観察してあげることが大事です。
そして、もし生えてきたらしっかりと歯ブラシを当てて磨くこと、また、その際はお子さん一人で歯磨きを完結するのではなく、夜だけでもいいので、保護者の方が仕上げ磨きをしてあげましょう。
また、歯科医院で虫歯を予防するためのフッ素塗布や、奥歯の溝の虫歯を予防するシーラントをすると、さらに虫歯予防効果が高まります。
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