ひなまつりと歯のつながり

おはようございます。

高松市春日町ハローズ内

たかまつファミリー歯科医院

スタッフ兵頭です。

 

3/3は

🌸桃の節句、ひな祭りですね🌸

ひな祭りといえば女の子のお祭りで、お雛様を飾ってひな

あられを食べる。

 

お雛様をしまうのが遅くなってしまうとお嫁に行き遅れて

しまうなど様々な風習が伝わっています。

 

ひな人形やお供え物の意味についてなど意外と知らないこ

とも多いかもしれません。

今日はせっかくなので、ひな祭りについてです!

 

まず、ひな祭りは桃の節句と言われ女の子の健やかな成長

をお祈りするお祝い事です。

 

ひな祭りにはひな人形を飾るのが一般的です。

最近は減っているみたいですが。。。

では、どうしてひな人形を飾るのでしょうか。

 

それは、女の子が生まれて初めての節句を「初節句」

といい、親が子どもの身代わりとなって

災いが降りかからないように。。。

 

という思いが込められたひな人形を贈ります。

 

そして、毎年ひな人形を飾ることで無病息災を願うので

す。

 

それぞれの人形の役割は、

・内裏雛……あるいは親王(男雛、女雛)と呼ばれ、それぞれ天皇、皇后をあらわしています

・三人官女……宮中に仕える女官をあらわしており、その内1人のみお歯黒、眉無しです。

既婚、または年長という意味があるのだとか。

・五人囃子……お囃子を奏でる5人の楽人をあらわしており、向かって右から楽器が小さい順番に、謡(うたい)、笛(ふえ)、小鼓(こづつみ)、大鼓(おおづつみ)、そして太鼓(たいこ)の順に並べます。

 

女の子が健康で、素敵な女性になるようにという気持ちが

込められているので、ひな人形を飾る家が減っていると聞

くのは少し寂しいですね。。。

うちにも女の子いるのですが毎年出しそびれて(笑)

しまうので、今年は願いを込めて雛人形

出してみました。🎎

 

 

 

お歯黒ってご存知ですか?

雛人形の中に、お歯黒の三人官女が1人だけいましたが、

お歯黒にはどのような意味が込められていたのかご存知で

しょうか。

「お歯黒」は明治初期まで長い歴史を経て続いていた女性

の習慣の1つで、文字通り歯を黒く染める風習のことで

す。

江戸時代においては既婚女性のしるしで、黒は何色にも染

まらない色なので、貞操を意味し、既婚女性の誇り高い心

の支えともなっていたようです。

 

また、歯科衛生が十分に進歩していなかった時代には、歯並びや変色を隠すだけでなく、口腔内の悪臭・虫歯・歯周病に予防効果があったそうですよ!

お歯黒は、江戸時代以前の女性および身分の高い男性にとって、口腔内の美容と健康の維持のため欠かせないたしなみだったそうです。

既婚女性がお歯黒をしているイメージですが身分の高い男性もしていたようです。

 

 

歯を黒く染めることが美容と健康のためなんて、今では考

えられないですね!!

ですが、今のように歯ブラシやデンタルフロスといったケ

ア用品のなかった時代には、こういった工夫でむし歯から

歯を守っていました。

 

今では、むし歯予防や歯周病予防など様々なケア用品が充

実していますし、歯並びも、お歯黒にして隠すのではなく

歯医者で矯正することも可能です。

 

丁寧な歯みがきを心掛け、むし歯にならない真っ白な歯を

維持していきましょう。

 

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