おはようございます。
高松市春日町ハローズ内
たかまつファミリー歯科医院
スタッフ兵頭です。
増加の一途をたどる、認知症。
その進行を予防するのに、お口の中のケアがとても大事だ
って、ご存知でしたか?
高齢化社会をひた走る日本。
皆さんの周りにも、認知症になった、という方がいらっし
ゃるのではないでしょうか。
いま日本における認知症の患者数は約462 万人と言われて
います。
いまや高齢者では、4人に1人が認知症または軽度認知障
害であるとされています。
それほどまでに、認知症はとても身近な存在なのです。
認知症とは、なんらかの原因によって脳細胞が損傷を受
け、その働きが悪くなることで記憶力や判断力が低下し、
日常生活に支障がおきる状態のことをいいます。
認知症の5~7割を占めると言われるのが
「アルツハイマー型認知症」
脳の中に異常たんぱく質が蓄積するなどして神経細胞が死
んでいくことで発症します。
歯が20本以上残っている人は認知症になりにくい
というデーターがあります。
歯がほとんどないのに入れ歯を使用していない人
あまり噛めない人
またかかりつけ歯科医院のない人では、その後認知症が発
症するリスクが高くなることがわかったというのです。
特に,歯がほとんどないのに入れ歯を使用していない人
は,20 本以上歯が残っている人に比べ、なんと1.9倍も認
知症発症のリスクが高かったというのです。
歯が健康な人ほど、認知症になりにくい、ということが言
えるでしょう。
日頃から食事をきちんと摂り、しっかりと咀嚼して、食べ
物を味わい、美味しいと感じられるような生活を送ること
はとても大切です。
口腔ケアをきちんと行い、歯を健康に保つことは、認知症
の予防や進行を遅らせることにつながります。
ですので、認知症になる前、通院可能なうちに、早めにお
口の機能を修復し、口腔ケアを維持していくことがとても
大切なのです。
歯が欠損しているところには、
人工の歯(入れ歯、インプラント、ブリッジなど)
を装着し、きちんとかみ合わせができるようにしましょ
う。そうすることが認知症の予防にもなるのです。
また、認知症が進むと、どうしても口腔ケアがおろそかに
なり、不衛生な状態になりやすくなります。
そのため、歯周病や誤嚥(ごえん)性肺炎などの感染症も起
きやすく、全身の疾患につながりかねません。
ですので、歯科医院に通院しているうちから、口の中の清
掃方法などを私たち歯科衛生士といっしょに管理すること
が大切です。
連携していくのも大事です。
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