2020年8月5日
おはようございます☀
高松市春日町にあるたかまつファミリー歯科医院
スタッフの村上です🙂
みなさん、歯医者さんで歯の神経の処置をしたことはありませんか?
今日は歯の神経についてお話していきます🙂
まず歯の神経とは、
歯の神経=歯髄
歯は、外側から、
エナメル質→象牙質→歯髄という順番になっています。
この歯髄には痛みなどの刺激を脳に伝える機能があります。
また、歯の神経には血管も通っていて、水分や栄養を歯に送ったり、歯の異常も教えてくれるという役割もあります。
では、どんな時に歯の神経を抜いてしまうのでしょう??
①何もしていないのに歯がズキズキ痛い
虫歯がかなり進行し、神経の近くまで達していると、激しい痛みを感じます。
虫歯以外の原因として、歯に亀裂が入り神経まで達している、歯周病が進行し細菌が神経に感染しているなども考えられます。
②冷たい物、温かい物で痛む
虫歯が神経まで侵されていると、温かい物で歯がしみて、痛みを感じるようになります。
冷たい物も、知覚過敏のような一瞬の痛みではなく、長く痛みが続きます。
③歯茎にできものができる
神経にまで細菌に侵され、おさえたりするだけで、痛み、さらにそこに膿がたまり、歯茎が腫れ、そこから膿が出てくることもあります。
しかし、神経を取り除くことにより、痛みから解放されます。噛んだ時の強い痛みや、熱い、冷たいなどのしみるような痛みもなくなります。
では神経の処置ってどうやってるのでしょう。
①清掃、消毒
専用の器具を使い、虫歯に侵された歯髄を取り除き、消毒します。
何度か繰り返し、根管内をきれいにします。
②充填
根管がきれいになったら、薬剤を充填します。
③土台を立てる
被せ物をかぶせるために土台をたてます。
④被せ物が入る
これでこの歯の治療は終わりになります。
ですが、神経の処置をすると栄養を送る血管が無くなり、歯の栄養が足りなくなり割れやすくなります。
また、神経を取ってるので痛みを感じにくいです。
そのため虫歯などのに気づくのが遅くなってしまいがちです。
虫歯の再発を防ぐためにも、治療が終わったあとは定期検診を受けることをおすすめします🙂
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