2020年9月25日
おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です(^^)/
朝晩が涼しくなり虫の音もきこえて
秋を感じますね!!
温度差が激しいので体調管理には
お気をつけください!
今日は歯並びのよいこに育てるために
0歳からの口育て『授乳の仕方』について
お伝えしようと思います!
授乳のときは正しい抱き方
Cカーブ!!!!
を作るように抱いて行います。
おっぱいを与えるポイントは…
・赤ちゃんの首と体が同じ方向を向くように抱き、体に密着させる
・乳首を赤ちゃんの下唇に当てて、咥えてくるのを待つ
・乳首を咥えたら、大きく口を開けるタイミングで乳輪までしっかり咥えさせる
・上唇で乳首を押さえ、舌を上あごに押し付けて噛むように飲んでいるか確認する
この手順で授乳すると『深飲み』ができます!
しっかりと深飲みができていると
上下の唇がしっかりと乳輪につき
乳首の痛みもほとんどないそうです。
あとは授乳時に首が後ろに反らないように
首の角度も確認しましょう!
首が後ろに反ると浅飲みになってしまいます。
浅飲みとは首が後ろに反ったような姿勢で授乳を行うことで
口蓋や舌が喉の方へ下がり、口が大きく開きません。
試しに顎を突き上げて口を開けてみてください!
口が開きにくいですよね?
口が開かないということは
乳輪までしっかりと咥えることができず
唇で乳首だけを咥えておっぱいを吸い、
空気と一緒に飲み込む浅飲みの状態になってしまいます。
浅飲みの習慣がつくと、舌を前に突き出して物を飲み込む
間違った嚥下の癖がついてしまいます。
すると上あごが刺激を受けるこがなくなり
あごが発育しません。
歯並びは舌を中心とした
口の周りの筋肉バランスでできています。
舌が上あごにつき、 嚥下する(物を飲み込む)たびに
上あごを押し上げて、上あごを刺激することは
非常に大切なことです!
Cカーブを保つ抱きかたで
きちんと深飲みができていれば
鼻をしっかり使って呼吸する習慣も形成されます。
さらに舌を十分に使っておっぱいを絞り出すため
あごの発育が促進されます。
将来的に理想的な乳歯列を獲得できます。
理想的な乳歯列は歯と歯の間に隙間があります。
しかし最近のほとんどのお子さんが
隙間がなくきつきつです。
こどもの歯より大きな大人の歯が生えるには
土台のあごがしっかりと発育していくことが
とても大切です!!!
まずは赤ちゃんの抱きかたや授乳の際は深飲みを
意識してみてください!
母乳が出にくかったり、預ける都合上
哺乳瓶でミルクをあげるお母さんもいると思います。
それはそれで構わないと思います!
しかしできればオススメの哺乳瓶を
使って頂きたいなと思います(^^)/
私がオススメする哺乳瓶は2つあります。
1つめはベッタの哺乳瓶とヌークのニップルです。
L字にカーブした哺乳瓶で、
ヌークの哺乳瓶用ニップルをつけると
適正な授乳角度で深飲みができます。
2つめはBeanStalk(ビーンスターク)の哺乳瓶です。
母乳を飲むときには
舌を動かす筋肉、唇を動かす筋肉、あごを動かす筋肉
を使います。
何度もいいますが…
舌の発達が歯並びはもちろん
口腔機能において最も重要なのですが
舌の発達を考えると母乳哺乳が推奨されます。
しかしこのビーンスタークの哺乳瓶のニプルは
母乳哺乳と同等に筋肉が活動するように作られているので
大変オススメです!
ちなみに赤ちゃんはお腹がすくと
大きく口を開けて舌先を上にあげて
『Neh(ネェー)』という泣き方をするそうです。
私も出産後、参考にしてみたいと思います!
今回の内容も東京未来歯科川邊研次先生の
姿勢咬合セミナーと口育協会の口育セミナーで
学んできた内容です。
実際に気になるかたは是非とも
当院にいらしてくださいね!
よろしくお願いします(^^)/
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