2020年11月26日
おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です(^^)/
今日は引き続き歯並びのよいこにする為
離乳食後期のポイントについてです!
離乳食後期は歯ぐき食べ期(カミカミ期)です!
上下の前歯が生えて奥歯の歯ぐきが膨らんでくる
9~11ヶ月ごろが目安です。
調理形態は歯ぐきでつぶせるかたさで
前歯でかじりとり唇を閉じて
奥の歯ぐきでつぶす食べ方をおこないます。
中期までは母乳やミルクがまだまだ中心でしたが
後期からは離乳食からエネルギーや栄養素を
とる割合が高くなります。
食事回数は3回になります。
食べるときに口の形が左右非対称になったら
離乳食後期に入る目安です。
舌で押しつぶして食べる単純な運動から更に
舌を使って歯のない左右の歯ぐきに食べ物を振り分けて
「咀嚼(噛む)」が行われるようになります。
《お口のようす》
前歯が上下4本ずつ生えてきます。
舌が左右にも動くようになります。
前歯が上下4本ずつ生え始めると上あごか広がり
口の中の容積も大きくなります。
奥歯の歯ぐきがふくらんで、舌や唇の動きも発達し
細かな動きもできるようになります。
乳歯の奥歯はまだ生えていませんが
舌だけではつぶせないけど、歯ぐきでつぶせる
中期よりも更に硬めのものを与えましょう!
バナナや大根の煮付け、アボカド、モモなどが
目安のかたさです!
咬む練習と奥歯で物を噛み、
舌を顎堤の内側に入れる訓練を行いましょう!
《きちんと食べているサイン》
●下あごが左右に動いたり上下の唇がねじれるような動く
●かんでいる側の口角が引かれる
舌で食べ物を横の歯ぐきに運び
舌とほほを使って食べ物を支えながらつぶす!
といった動作をしています。
《食べさせ方のポイント》
スプーンの使い方と口の動き!!
●下唇の上にスプーンをのせ上唇が閉じるのを待ちます。
●やわらかいものを前歯でかじりとらせます。
前歯でかじりとることで一口量を覚えます!!
唇の力もかなりついてくるので
スプーンはある程度深さがあるものが
食べやすくなります。
口幅の3分の2くらいの大きさのものがオススメです。
この時期は指先でものをつかめるようになるので
「手づかみ食べ」や「遊び食べ」が盛んになります。
「自分で食べる」練習段階です。
こういった体験を十分にせて
自分で食べる意欲をつけることは非常に大切です!
可能な限りしっかりさせてあげましょう!
手づかみ食べが始まると食べこぼすのは当たり前!
自分から食べようとする意欲は
重要な自立行動の一歩です。
お母さんの気持ちに余裕があるときに
汚れてもいいように工夫をして
食べる体験を重ねさせてください。
ただ食べこぼしが多く十分な量が食べられないので
同時に横から食べさせましょう。
《食事時の姿勢は?》
足を付け体幹を安定させることで
奥歯に力を入れて咬むことができます。
姿勢はやや前傾姿勢で
足の裏が床や椅子の補助板に
ぴったりつく姿勢で座りましょう。
奥歯噛みを促進させるため
必ず足をつけてくださいね!
合言葉は「足裏つけていただきます!」です(^^)/
《本格的にコップのみ?》
この時期になると
コップのみができるようになってきます。
特に上唇がまだ上を向いている場合や
口が開いている場合は
コップのみを行うことで上唇を下げ
上唇をすぼめる機能訓練が
口を閉じることに繋がります!
口育協会がオススメしてるコップは
WOW baby です!
360°どこからでも飲めます!
しかも逆さにしても中身がこぼれません!
上唇を下に下ろさないと絶対に飲めませんが…
赤ちゃんに限らず、お口ポカーンな子供にも
大変オススメです!
普通のコップタイプもありますよ🥤
次回は離乳食完了期についてアップしますね\(^^)/
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