2021年1月12日
おはようございます。
高松市春日町ハローズ内
たかまつファミリー歯科医院
スタッフ兵頭です。
最近冷え込みが続いていますね。
風邪を引きやすいこの季節、ついついお口で息してませんか?
「呼吸の仕方なんか気にした事がない」という方も多いと思いますが、なんとなく鼻で呼吸したほうが良いという話を聞いたことはありませんか?
とは言っても、口呼吸が自然と癖になっている場合、よし!
しっかり鼻で呼吸しよう!とまでは思わないかもしれません。
ウイルスや感染症が気になるこの時期、「口呼吸」による影響や対策についてお話しします。
「口呼吸」による弊害とは、一体どのようなものなのでしょうか?
①虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなる
②歯並びが悪くなる
③風邪やアレルギーになりやすい
④老化を促進する
お口の中の「唾液」には、
口腔内の細菌をやっつけたり、汚れを洗い流したりするなどの様々な働きがあります。
口内には唾液が常に出ている状態が正常ですが
常に口呼吸をしているとお口の中は乾燥し
唾液がうまくまわらなくなってしまいます。
この状態では虫歯や歯周病の原因菌も繁殖し放題になってしまいます。
また、お口の中が乾燥すると、歯に汚れがつきやすくなることにより、歯の黄ばみの原因となります。
慢性的に口呼吸の状態が続くと
唇や頬の筋肉による〈外側からの圧力〉が
かからない為出っ歯や受け口などの
原因になってしまうこともあります。
特にお子様の場合は、骨格にも影響が出やすいため、注意が必要です。
鼻から呼吸する「鼻呼吸」の場合、外気を取り込む際に一緒に入ってきた細菌やウイルスなどを排除する機構が備わっているため、風邪をひきにくかったり、ウイルスに感染しにくいという特徴があります。
また、鼻呼吸の場合は冷たく乾いた空気を吸い込んでも「副鼻腔」の働きにより、加温・加湿された状態で気道に空気を届けるなどの機能も働きます。
一方、口には鼻のような外気に対する機能が備わっていないため、直接細菌やウイルス、塵などを取り込んでしまうことになるのです。
口呼吸の場合、お口周りの筋肉が常に緩んだ状態となります。
使わない筋肉はだんだん衰えてきますが、お口周りの筋肉(口輪筋)が緩むと、周囲の表情筋も緩み、それが皮膚の緩みにも繋がっていきます。
この表情金からの皮膚の緩みは、目元や口元の皺の原因になってしまいます。
また、「口輪筋」が緩むと、リップラインがぼやけて口紅のにじみの原因にもなります。
そのほかにも、口呼吸の場合は「舌の位置を固定する筋肉」も衰えるため、二重あごやいびきの原因にもなってきます。
鼻で呼吸してみて、難なく呼吸ができる方 この場合は単にお口周囲の筋肉が緩み、口呼吸が癖になっている方です。
この場合は意識して鼻で呼吸するように努力したり、テープなどで上下の唇を止め、機械的に上下の唇を閉じ、筋肉を鍛えていくという方法で改善できます。
最近では口呼吸の予防グッズ、あいうべ体操、口輪筋を鍛えるトレーニングもあります。
気になる方は当院にお越しください😊
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