2021年3月27日

おはようございます！

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

よく患者さんから聞かれることの1つに

「親知らず」があります。

親知らずありますか？

親知らずって抜いたほうがいいですか？

といったことをよく聞かれます。

親知らずの有無は

全体がうつる

パノラマレントゲン写真を撮ると

よく分かります。

そして抜いたほうがいいのかどうか…

それはどのように判断するのでしょうか。

親知らずは全部が全部抜くわけではなく

抜くべき親知らずと

抜かなくていい親知らずがあります。

親知らずが生えてなく

歯ぐきに埋まっていて痛みがなければ

そのままにしておいて大丈夫です。

また4本ともまっすぐキレイに生えていて

噛み合わせに問題がなければ

普通の歯と同じように使うことができます。

ではどのような場合に

抜いたほうがいいのでしょう？

痛みがなくても横向きに生えている

途中まで生えていて

歯に肉がかぶさっているときは

抜いたほうがいいです。

横向きの場合は

手前にある歯にあたり歯と歯の隙間に

食べカスが溜まりやすくなります。

また手前の健康な歯に

虫歯ができてしまう事があります。

途中までしか生えていない場合も

歯と被さっている歯肉の間に

細菌が溜まりやすく

炎症を起こしやすいからです。

1度炎症を起こすと

疲れた時や風邪気味なときなど

免疫が落ちると

腫れたり痛んだりを繰り返します。

でもでも抜くのは怖いですよね((( ；ﾟДﾟ)))

痛みがでたら抜くしかないのでしょうか？

歯の周りを洗浄したり

薬などで炎症を抑えて

痛みを取ることはできます。

ただ根本的な原因が改善されないため

炎症を繰り返してしまうことが多いです。

特に横向きに生えているケースは

親知らずを抜かないと

隣の歯を治療できないケースもあり

抜いたほうがいいです。

抜いたほうがいい状態の場合

いつ抜くのがいいのでしょうか？

抜くのはできるだけ

年齢が若いほうがいいと思います。

ご高齢になったからといって

抜けないわけではないですが

なにごとも体力のある

若いうちのほうが回復は早いです。

年齢によっては環境的に

仕事を休むことができない人もいるので

時間のあるときに抜くのが安心です。

また妊娠中は体調の変化があり

外科処置がしづらいため

安定期にならないと

処置ができないこともあります。

そういう意味でも早めに抜くのが

いいかもしれません。

親知らずを抜かずにいたら起きることは？

炎症が起きたり

手前の健康な歯を

ダメにしてしまう等のリスクがあります。

また上下どちらかしか生えていないと

噛み合っていない歯は

挺出（ていしゅつ）と言って

相手を探すように伸びてきます。

上の歯であれば下に落ち

下の歯であれば持ち上がる

という表現が分かりやすいかと思います。

ご自身では気が付きにくいのですが

これにより噛みあわせがずれてしまい

顎関節症の一因になることもあります。

親知らずが生えてきたからといって

決してすべてを抜く必要はありません。

キレイに生えていれば

他の歯と変わらず使うことができます。

抜いたほうがいいのは

・横向きに生えている
・途中までしか生えていない           ときです。

いずれも炎症を繰り返しやすいので

痛みが出る前に抜いておくことを

オススメ致します。

当院でも親知らずの抜歯を行っております。

気になることがありましたら

お気軽にご来院くださいね(^^)/

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