2021年4月30日

おはようございます！

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

歯周病と聞くと

口の病気だけど大したことない。

と思っていませんか？

歯周病は単なる「口の中の小さな病気」ではありません!!!

多くの研究から

歯周病による健康被害は全身におよび

時には命の危険さえ招くおそれもあると

分かっています。

歯周病と言うと

口の中だけの小さな病気と思われがちですが

歯周病と全身の主要な疾患との間には

深い関係があることがわかってきています。

昔から歯周病が他の病気と

関連性があることは言われていました。

糖尿病やリウマチになると

細菌に対する免疫力が低下するので

歯周病が悪化するというのは

まさにその代表的な例です。

あくまでも全身的な病気が先に生じて

その後に歯周病になり悪化する

と思われていました。

それが多くの研究から

歯周病にかかると

その後に全身疾患にかかりやすくなる!!!

もしくはかかってしまう!!!

ということが判明したのです( ﾟДﾟ)

歯周病は命に関わる病気なんです。

アルツハイマーも

歯周病によって発症・悪化する病気です。

歯周病と関係のある全身疾患は

いくつもあります。

まず歯周病と糖尿病との関係です。

ズバリ歯周病を放置しておくと

糖尿病が発症しやすくなったり

糖尿病が悪化しやすくなってしまいます。

これは歯周病により産生される

炎症性サイトカインが

（サイトカインは細胞同士の情報をやり取りする

信号のようなものです）

血糖値を下げる働きのインシュリン受容体を攻撃して

血糖値を下げにくくしてしまうことに

原因があると言われています。

歯周病と心臓病との間にも

密接な関係があることがわかっています。

歯周病菌は歯肉から血管をとおって

心臓にも移動し血管壁に炎症を起こします。

すると炎症部分が動脈硬化を起こし

狭心症や心筋梗塞を引き起こします。

「歯」がからだ全体に及ぼす影響は想像以上です。

歯周病は呼吸器の病気にも関係しています。

歯周病菌を含んだ唾液が

気管支から肺に入り込むと

肺炎を起こすことがあります。

特に高齢者の場合

唾液の誤嚥(ごえん)

〔飲みこんだものが食道ではなく

気管に入ってしまうこと〕をしやすいため

細心の注意が必要です。

歯周病菌はアルツハイマー病も悪化させます。

また歯周病は早産や低体重児出産にも関係してます。

歯周病菌により産生されるサイトカインが

子宮の収縮などに影響を与えるためと考えられてます。

歯周病って本当に怖い病気です。

「8020運動」ってご存知ですか？

80歳になっても20本以上自分の歯を持とう!

すっかり定着した言葉だと思います。

個人個人の歯の健康に対する意識は

昔とは比較にならないほど高くなっているとは思いますが

ついついお口の健康を後回しにしてませんか？

後悔しないために

「歯磨き、うがい」の徹底をしましょう!

ベタ中のベタですね…笑

しかしやはり歯みがきとうがいを

しっかりすることが大切です。

そして必ず歯科医院で

専門的なクリーニングをうけましょう。

一生懸命に歯みがきをしても

どうしても歯石や取りきれない歯垢

は歯の周りについてしまいます。

３ヶ月に一度は歯科医院に行くことを

オススメします＼(^^)／

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