2021年6月15日
おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です(^^)/
今日は『歯がため』についてです🦷
歯がためは歯を丈夫にするためのおもちゃです!
赤ちゃんが噛むことで歯を刺激し
噛む練習をしたり
歯ぐずりを解消したりするための道具です。
起源は「歯固め石」という
お食い初めの際に使われる
歯が丈夫で長持ちするという
願いが込められる石からきています。
私も先月
歯がため石を用意して
お食い初めをしました!
最近の歯がためは
シリコンや木などの素材を使ったものや
キャラクターの形をしたものが多いですね(^^)
歯は自然に生えてくるのに歯固めは必要なの?
と思う方もいますよね。
結論から言うと
歯固めにはメリットがたくさんあるので
使った方が良いです。
●歯ぐずりの解消になる
●噛む練習になる
●顎や歯の成長を促す
●脳への刺激となる
●離乳食へ移行しやすくなる
などのメリットがありますよ\(^^)/
《歯ぐずりの解消》
歯ぐずりとは歯が生えてくる際の違和感から
赤ちゃんが口になんでも物を入れてしまうことです。
この違和感は乳歯が生え揃うまで続きます。
歯ぐずりで泣き続けてしまうこともあるので
赤ちゃんにしっかり休んでもらうためにも
歯固めを使いたいですね。
この時期はなんでも口に入れてしまうので
何か危ないものを噛まないように
歯がためを使うことをオススメします。
《噛む練習ができる》
母乳を飲んでいる時は吸うことがメインです。
乳歯が生え始めて離乳食デビューしてくると
噛む作業が必要になってきます。
しかし始めは上手く噛めません。
そのため歯がためを使って普段から
噛むことに慣れさせてあげるといいです。
《顎や歯の成長を促す》
歯がためを噛むことで適度に歯ぐきを刺激して
乳歯の成長を促すと言われています。
またしっかりと噛むことで
顎筋肉や骨の発達に繋がっていき
歯がきれいに生えてきやすくなります。
《脳への刺激となる》
脳の感覚野は口の周りや中に
たくさん分布されてます。
なので口の中に物が入ったり
舐めたり、噛んだりするだけで
脳に凄い刺激が伝わります。
結果的に発達を促せます。
ちなみに歯にある歯根膜は
体の中で最も敏感な感覚センサーです。
噛む刺激はとても脳によい刺激となります。
《離乳食へ移行しやすくなる》
歯がためなどのおもちゃを舐めたり
口にいれたり、かむことで
口にものが入ることに慣れます。
生まれつき赤ちゃんは
お乳以外のものが入ってくると
舌で押し出す原始反射があります。
これがなくなると離乳食が
スムーズに進めやすくなります。
歯がためを使うことで
原始反射の消失を促せます。
歯固めが必要になるのは
乳歯が生え始める前から歯ぐずりが収まるまでです。
歯ぐずりは乳歯が生える前の
歯ぐきが膨らんだ状態になるくらいから始まります。
赤ちゃんの口の中をよく観察しておきましょう。
おもちゃを噛み始めたり
よだれの量が増え始めたりしたら
歯ぐきが膨らんできている可能性が高いので
注意してみるようにしてください。
その後歯固めをやめるタイミングは
赤ちゃんによって異なります。
前歯が生え揃えば気にならなくなる子も入れば
全部生え揃うまで歯ぐずりする子もいます。
無理やり歯がためを取り上げる必要はないので
赤ちゃんが必要としなくなるまで
使わせてあげましょう!
清潔さを保てる安全性の高い素材の歯固めであれば
何でもいいと思います。
ぜひ1つは用意してハムハムカミカミ
させてあげて下さい(^^)/
うちの子も最近使ってます!
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