2021年6月18日
おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です(^^)/
私たちが食事や会話を楽しめるのは
健康な歯と口があってこそ!!
永久歯の数は全部で28本です。
親知らずを含めると32本あるので
「1本くらい歯がなくても大丈夫」
と考えてしまうかもしれませんが
それは大きな間違いです!!!
1本でも歯を失えば
口内環境は大きく変化します…
「見えない場所だから」
「他の歯でも噛めるから」
といってそのまま放置していると
全身の健康にも影響がでてきます。
今回は人生のパートナーともいえる大切な歯を
失ったときに起こる影響
についておはなしします!
本当に怖い歯の喪失((( ;゚Д゚)))!
歯は本来隙間なく並ぶことで
バランスを保っているため
1本でも歯を失うと
隣り合う歯が傾いてきたり
かみ合う歯が浮いてきたりして
歯並びや噛み合わせが悪くなります。
その結果として
顎関節症(がくかんせつしょう)を
引き起こす可能性もあります。
また残っている歯に余計な負担がかかるため
他の歯の寿命を縮めることにもなりかねません。
歯の重要な役割といえば
食べものを「噛む」ことですよね?
でも歯を1本でも失うと噛む力は低下し
いずれ全身の健康にも影響が及びます。
そのひとつは、胃腸への影響です。
食べものをよく噛んで食べると
だ液がたくさん分泌されます。
この「だ液」に含まれる消化酵素には
消化を助ける働きがあり
胃腸への負担を和らげてくれています。
しかし噛む力が低下してしまうと
だ液の分泌も減って
胃腸に負担がかかってしまいます。
また「噛む」ことは
脳の働きにも影響を与えます。
よく噛むと脳の働きが活発になりますが
反対に噛む回数が減ると
脳への刺激も減少します。
残存歯が少なく治療をしていない人は
20本以上歯が残っている人に比べて
認知症発症リスクが最大で1.9倍になる
というデータもあります…
また歯を失うと
顔がゆがみ、発音も悪くなります。
歯を失って食べものが噛みにくくなると
左右どちらかの歯で噛むようになり
顔がゆがんでしまう恐れが出てきます。
しかも前歯がなくなると
歯の隙間から息が漏れ
正しい発音も難しくなります。
話し相手に「聞き取りにくい」なんて言われたら
会話も楽しめませんよね…
そんな大切な歯ですが
歯にも寿命があるんです。
歯の寿命をご存じでしょうか?
考えたことはありますか?
日本人の「歯の平均寿命」は約50〜65年です。
特に奥歯は抜けやすく
前歯より10年以上寿命が短いこともわかっています。
失った歯は二度と戻ることはありませんが
・入れ歯
・ブリッジ
・インプラント で補うことは可能です。
もし歯を失ってしまったら
放っておかすま早めの治療をオススメします。
でもやはり一番大切なのは
日頃のケアと定期検診で歯を失わない努力です!!!
歯を失う主な原因はむし歯と歯周病です。
歯の寿命を延ばすためにも
日頃のケアと定期検診が大切です。
80歳になっても
自分の歯を20本以上残すことを目標に
むし歯・歯周病予防に努めましょう(^^)/
私たちにもぜひお手伝いさせてくださいませ!
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