2021年6月16日
おはようございます。
高松市春日町ハローズ内
たかまつファミリー歯科医院
スタッフ兵頭です。
犬を飼ってるのですが、
犬の歯並びが、気になりました。
調べてみると…
犬の歯並びが悪くなる原因は
1.遺伝によるもの
ブルドッグやパグ、ペキニーズなどは生まれつきアンダーショットになるよう作出された犬種ですが、体を小さくするなど人為的に作出された犬種の場合、遺伝によって不正咬合の子犬が生まれてくることがあります。トイプードルやミニチュアシュナウザーなどがそれにあたりますが、親犬が不正咬合になるDNAを持っていた場合、遺伝する確率も高くなります。
2.乳歯遺残
永久歯と入れ替わるはずの乳歯が抜けずにいつまでも残っていて、永久歯の成長を阻害してしまうパターンです。 そのまま放置しておくと咬み合わせが悪くなったり、伸びた歯が歯肉を傷つけてしまうこともあります。
乳歯遺残に関しては、飼い主さんの注意によって防げることもありますので、歯の入れ替わりの時期はきちんと観察しておくといいでしょう。
3.外傷によるもの
子犬の頃に顎関節を骨折したり脱臼したりすると、関節のズレが起こったり、歯の成長がバラバラになることがあるため、不正咬合になってしまうことがあります。
専門の歯科を持つ動物病院等であれば歯列矯正は可能です。とはいえアンダーショットやオーバーショットを根本的に矯正するというのは、顎の切断手術を伴う可能性もあり、犬の苦痛を考えれば現実的ではありません。そういった意味では歯列矯正というよりも、咬み合わせを良くしてあげることに重点を置いた方が良いと言えます。
斜めに生えた歯を正常な位置に戻す場合、矯正器具を用います。麻酔下で歯に矯正用ボタンを取り付け、シリコン製のチェーンで引っ張るというものですが、定期的な点検が必要となり、完了するまで半年ほど掛かってしまいます。子犬の場合、矯正期間が短くて済みますので、なるべく早い時期に矯正しておいた方が良いでしょう。
犬にも矯正方法があるのがわかりました😊
調べると面白いですね。
わんちゃんにもお口のケアを
しっかりとしてあげましょう。
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