2021年8月10日
おはようございます。
高松市春日町ハローズ内
たかまつファミリー歯科医院
スタッフ兵頭です。
食べ物や飲み物は毎日お口に入るものなので、どのような
ものを食べたり飲んだりするか、というのは結構お口の健
康状態にも影響してきます。
では、どんな食生活をしていると歯を悪くしやすいのでしょうか?
こんな食生活の人は注意です⚠️
⚫︎間食が多い
間食をする人は、糖分の摂取量が多くなりがちです。
間食をしているつもりはなくても、糖分の入っている飲料
をちょくちょく飲む場合も同様です。
糖分の摂取量が多かったり摂取タイミングが多くなったり
すると、歯の周囲にプラークを溜めやすくなり、その結
果、虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまいます。
⚫︎すっぱいものをよく口にする
すっぱいものは体に良いイメージがありますが、あまりと
りすぎてしまうと酸によって歯が溶かされやすくなりま
す。
例えば、酸性飲料、酢の物、柑橘類、ドレッシング、ワイ
ンなどをよく口にする人は知らず知らずの間に歯が徐々に
溶けてしまっていることがあります。
このように、歯が酸によって溶かされてしまう状態を歯牙
酸蝕症と言いますが、これによって歯の表面がでこぼこに
なったり、歯が黄ばんで見えるようになったり、知覚過敏
を起こしたり、歯が小さくなったりなど様々な影響を及ぼ
してきます。
⚫︎硬いもの食べすぎ
歯応えの良いものを食べることが好き、例えば、飴や氷な
どの硬いものをガリガリ噛む、晩酌でスルメなどの硬いも
のを噛む、ということを頻繁にやっていると、歯にダメー
ジがかかりすぎて、歯が割れてしまうことがあります。
歯は、割れてしまうと激痛を生じ、歯の神経を取らなけれ
ばならなくなったり、抜歯を余儀なくされたりすることも
あります。
歯応えのあるものを食べるのは大事なことですが、あまり
歯に過剰な力をかけすぎることは控えましょう。
⚫︎加工食品など柔らかいものばかり食べる
最近の食事はとても軟らかいものが多く、加工食品も軒並
み軟らかいものばかりになっています。
軟らかいものは食べやすくて良いのですが、そのようなも
のばかり食べて歯応えのあるものを口にしないでいると、
噛む機能があまり働かなくなり、お口周囲の筋肉が衰えた
り、唾液が十分に分泌されなくなったりします。
そうすると、顔がたるんでしまう、将来的に嚥下障害を起
こしやすくなる、虫歯や歯周病にかかりやすくなる、とい
ったことが起こる可能性があります。
⚫︎喫煙する
タバコは食べるものではありませんが、口の中に入るとい
う意味でこちらに付け加えると、喫煙の習慣により歯茎の
血液の巡りが悪化し、歯周病にかかりやすく、また悪化し
やすくなります。
また、組織の修復機能が落ちるので、歯周病の治療をして
も治りにくく、治療効果が出にくくなります。
食習慣に気をつけるか、そうでないかによりお口の中の環
境は大きく変わってきます。
歯を健康に保つためには、毎日の歯磨きを欠かさない、定
期的にクリーニングを受ける、ということが大事なのは言
うまでもありませんが、それだけでは歯の健康は守りきれ
ません。
できるだけ歯を長く健康に保つためにも、ぜひ、毎日の食
生活にも注意を払ってみましょう。
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