2021年8月24日
おはようございます。
高松市春日町ハローズ内
たかまつファミリー歯科医院
スタッフ兵頭です。
歯の着色があると虫歯になっていくんですか?
という質問についてです。
結論から言うと、ヤニや着色そのものは、虫歯を生じさせる直接的な原因とはなり得ません。
しかし、ヤニや着色汚れは、虫歯を生じさせる「要因の1つ」にはなります。
まずは、歯に汚れが発生するプロセスですが、これは、歯
を覆っている膜(ペリクル)に、コーヒーやウーロン茶に
含まれる物質タンニンや、タバコのヤニが付着・沈着する
ことで生じます。
歯医者からのアドバイスや歯磨き粉のテレビCMなどで、
よく注意が促される「ステイン汚れ」とはこの着色汚れの
ことです。
では、なぜこのステイン汚れが虫歯につながるのか?
原因は主に、喫煙によるヤニにあります。
実はこのヤニのべたつきが、虫歯菌や歯垢(プラーク)を
繁殖・滞留させやすくするのです。
喫煙者であっても、口内を毎日清潔に保っている人は問題
ありませんが、それでも非喫煙者よりは、虫歯になりやす
い傾向にあるのは事実です。
特に歯と歯の間、歯と歯茎の間に残ったヤニは、自分では
除去しにくいものです。
できれば定期的に、歯医者で洗浄してもらうことが効果的
な虫歯予防となります。
着色のつきやすい人は1ヶ月に1度のメンテナンスを
オススメしております。
虫歯予防のためにもメンテナンスを定期的に受けて
予防しましょう( ˊᵕˋ )
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