2022年2月19日
こんにちは、 たかまつファミリー歯科医院 のうけの佐々木です。
お子様のはの生え代わりはスムーズでしょうか??
電話での問い合わせでも、よくありますが
「なかなか乳歯が抜けないの…」「永久歯がなかなか生えてこないの…」など子どもの歯を心配している親御さんは多いです。
目視だけでは実際には分からないことも多いです。
なので6歳を過ぎたらパノラマレントゲンをお撮りすることをオススメします。
パノラマレントゲンを撮ることにより…
①将来、歯がどう育つかを予測することができる。
②治療のタイミングを逃さずにすむ。
お子様の歯の健康について、虫歯予防はもちろん大事だけれど、噛み合わせに影響する「過剰歯」や「先天性欠如歯」のチェックも大事です。
データでは過剰歯が約30人に1人、先天性欠如歯が約10人に1人いるというから驚きでもあり、他人事ではありません!
実際には虫歯の治療の為や矯正を考えている、などの方がレントゲン検査を受けた際に初めて気づくというケースがほとんどです。
過剰歯や先天性欠如歯の早期発見が大事なのは、放っておくと周りの健全な永久歯を痛めてしまう事のほかに、歯並びや噛み合わせがくずれてしまいやすくなります。噛み合わせが悪く、偏った噛み方をしていると、あごの成長がゆがみ、骨格が完成する頃にはその歪みが定着してしまうのです。
しかし、6歳頃にチェックできれば経過観察をしながら、必要に応じて手を打つ事ができます。
「子どもにレントゲンは放射線量が気になる…」という親御さんも多いかと思いますが、普段普通に生活をしていても自然界でも放射線を受けています。
1回のパノラマレントゲンの放射線量は0.03mSvです。
レントゲンで診ないと分からない事もたくさんあります。大事なお子様のお口の健康をしっかり見守るためにもパノラマレントゲン検査を受けてみるのも良いのではないでしょうか。
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