2022年6月14日
おはようございます
高松市春日町のハローズ内にあります
予防歯科、メインテナンス、インプラントの
たかまつファミリー歯科医院
医院長の高松です
そういえば6月なのに
あまり雨が降っていませんでした
今日は雨という事で
有難いことです
反対咬合は遺伝することもありますが
結局は
上あごの成長不良です
親御さんが正常なのに
お子さんだけ反対咬合という方が増えています
この横顔写真を見ると
下のあごが伸びてると思う方もいらっしゃるかと思いますが
よく見ると
顔の真ん中がへこんでいます
と、いう事は
中顔面、つまり上あごが小さいという事になります
そしてその異常は
3,4歳のころから出てきます
反対咬合の治療は
治療の介入時期が遅くなればなるほど
難しくなります
大人になって骨が完成してからだと
重症度が高いと
下あごを部分性切除するして
矯正治療する方法になります
誰しもが手術するのは嫌ですよね~
なので
問題が浅い
5-6歳に対応する
ことが一番簡単です
そもそもの問題は
上あごの成長不良が原因なので
まずは上のあごを拡大してあげます
殆どが乳歯で
まだ生え変わっていませんが
この状態から矯正治療をしてあげるんです
急速拡大装置を付けて
毎日ねじを回すと
このように広がります
まだ治療は完了していませんが
この後も拡大をして上あごを
下あごの前に出してあげます
こうすることで
上あごが下あごの成長をブロックするので
再び反対咬合になることは少なくなります
もっとも
上あごの成長不良が起こっている子は
下あごの成長不良も起こっていますので
下のあごの拡大も必要です
上と下のバランスを見ながら治療を進めていきます
反対咬合を放置しておくと
後で本当に大変なことになります
反対咬合で見た目にコンプレックスや
かみ合わせの異常など
困っている方はとても多いです
でも大人になってからでは
なかなかきれいに治りません…
気づいた時点で
ぜひ早めに矯正治療をすることが
お子さんの一生にとって正しい選択です
お早めに相談してくださいね
では今日も頑張りましょう!
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