2022年12月8日

おはようございます

高松市春日町のハローズ内にあります

予防歯科、メインテナンス、インプラントの

たかまつファミリー歯科医院

医院長の高松です

歯医者に行くと

全体的な歯の写真（パノラマレントゲンとよく言われます）

を撮影してくれると思います

その時に軽く説明があるかと思います

が、

あまりよくわからないのではないでしょうか？

ですので

今回は

その説明を致します

P1.pano

このままですと

かなりわかりにくいですね

まず写真なので左右が逆になります

上下は反転しません上は上、下は下です

ちょうど真ん中あたりから

１，２と書いてあるのが永久歯です

ちなみに永久歯のことを1.2.3と数字で呼び

乳歯のことをABCDEとアルファベットで呼びます

永久歯は親知らずも含めると8本づつ

8×4＝32本永久歯があります（右上8本、左上8本、右下8本、左下8本の32本です）

なのでこの写真では

右上であれば前歯2本は永久歯が生えていて

その後ろ3本は乳歯のCDEが残っています

そしてその上（骨の中）には将来生えてくるであろう

永久歯が待機しています

タケノコと同じ要領で時期を待っています

タケノコは春になると生えてきますが

永久歯は生えるスペースがあると

早く生えてくるようになります

そしてその時に

乳歯は溶けて抜け落ちてしまいます

この時点でよくある質問が

永久歯がなかなか生えてこない

と心配される親御さんです

その答えは

永久歯が生えてくるスペースがないから生えてこれない

要はあごが小さい

という事が答えになります

将来のお子さんの

歯並びが気になる

という質問に対しては

後から生えてくるであろう永久歯が

真っ直ぐ並んでいる場合は

きれいに生えてくる可能性が高い

とお答えしています

ですので

上のあごにある永久歯よりも

下にある345の永久歯のほうが

まだまっずぐ並んでいるので

下の方がきれいに生える可能性が高い

という答えになります

更に言うと

黒の線で書いたように

左の永久歯のほうが真っ直ぐ準備している

ようなので左の歯並びのほうが良いです

この子は左で噛んでいるようですね

しかし

上の待機している永久歯が

かなりガタガタであり

このままの生活では

歯並びが悪くなりそうですね…

乳歯や永久歯が生えている

上のあごの骨の真上には

鼻の骨が繋がっています

鼻の骨は

上のあごの骨の成長の影響を強くうけるので

上のあごの成長が悪いと

必然的に鼻づまりなどの

慢性的な鼻炎になります

その鼻炎のおかげで

口呼吸になり

口呼吸のおかげでさらに鼻炎が悪くなる

という悪循環になります

あごの骨の成長不良は

早めに改善したほうが良いですね

当院は

あごの成長不良を改善する

顎顔面矯正治療を行っています

この治療をおすすめしているのは

歯並びも改善しますが

骨の成長不良も改善できるという事が

最も大事なのです

今回はレントゲン写真の説明なので

詳しくは話しませんが

すごくお勧めできる治療です

お子さんの

鼻づまりや口呼吸で悩まれている親御さんは

興味のある方はぜひご来院ください

P1.pano

参考になりましたでしょうか？

次回以降で

虫歯のレントゲン撮影の説明も致します

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