診療内容(こども)
顎顔面矯正治療について
お子様におすすめしている顎顔面矯正治療について
健康がすべてではない。しかし健康を失うとすべてを失う
健康が人生のすべてではありません。
しかし、健康を害することで、ご自身だけではなく、周りの大切な家族や仕事、趣味にも大きな影響を受け、人生を楽しむことも難しくなります。
健康は人生の土台です。
歯、歯周、かみあわせは健康の土台
野生動物は奥歯を失うと死んでしまいます。
歯および噛み合わせは食事をするだけでなく、全身を支えバランスをとるなど非常に重要な役割をしています。
歯、歯の周り、歯並び、かみ合わせは、見た目だけでなく全身の健康を維持するために必要です。
不正咬合が増えている
便利な世の中になり体(筋肉)を使わなくなった結果、不正咬合の方が増えています。
特にお子さんの歯並びが悪くなっています。
不正咬合のお子さんが増えることは、将来健康を害する方が増加することと直結しています。
それはお子さんの本来持っている才能を発揮できないだけではなく、働き手の不足、医療費の増大など社会にとっても良い事はありません。
顎顔面矯正治療をおすすめします。
お子さんの不正咬合の予防や悪化を防ぐことは、お子さんの人生を変える力を持っています。
顎顔面矯正治療は大切なお子さんやお孫さんが一生ご自身のはで健康に過ごすために、最もおすすめできる治療方法です。
歯や健康のための予防処置や情報提供をおこない、皆様の健康で幸せな人生を送っていただくことが私達の使命であり、社会貢献です。
顎顔面矯正治療について
どんどん便利な世の中になっています。
体は骨で支えているのではなく筋が支えています。
筋は鍛えることで成長するのですが、使わないと筋が成長しません。
筋肉を使わない生活?
悪い姿勢、口元がゆるんであいている、かまない、あるかない、猫背など、筋がゆるんでいる生活は筋肉が成長しません。
筋の周りの骨も成長不良(あごが小さいまま)が起こる。
しかし、食べ物の栄養は足りているので歯の大きさは大きくなっている。(100年前の方と比べて歯1本当たり0.2mm大きくなっている)
あごが小さく、歯が大きくなっている結果、歯並び、かみ合わせに問題があるお子さんが増えている。
学校検診に行った時6クラス(180人ほど)で、歯並び、かみ合わせがよかったお子さんは3人ほどでした・・・。
歯並びが悪い問題は、虫歯や歯周病リスクが上がり、歯を失うリスクが高くなります。
顎の成長不良は頭や体の病気と関連している!
口呼吸が続くと・・・
喉への影響・・・アレルギー、アトピー、口呼吸
いびき、顎関節症、アデノイド肥大
おねしょ、頚椎の癒合、ストレートネック
鼻への影響・・・アレルギー、慢性鼻炎、副鼻腔炎
首への影響・・・首凝り、顎関節症、頚椎癒合
耳への影響・・・中耳炎、内耳炎、耳鳴り
脳への影響・・・ADHD、多動、イライラ、集中力欠如
目への影響・・・視力の低下、目の下にクマができる
歯への影響・・・歯並びが悪くなる
肺への影響・・・漏斗胸
大人が悩まされている病気ばかり!
歯が悪いと将来健康で苦労するかもしれません・・・
顎顔面矯正治療で歯並び、噛み合わせが悪くなる予防を行うことで、色々な病気の予防をされることをおすすめします。
顎顔面矯正治療の目的は、顎を大きくして、永久歯がきれいに並ぶ土台を整えること
顎顔面矯正治療:5歳〜11歳の骨が柔らかい時期にできる矯正治療です。
2期矯正治療:12歳以降に行う永久歯をきれいに並べるワイヤー矯正治療です。
顎の大きさは変えられないので、歯を抜いて顎の大きさに歯並びを合わせることもあります。
→抜歯矯正治療
1期矯正治療のメリット・デメリット
メリット
・早期に始められるので悪化を予防できる
・健全な成長を促進
・1期矯正治療のみで終了できる場合がある(絶対ではない)
・鼻詰まりの改善、姿勢が良くなる、病気になりにくくなる・・・
デメリット
・治療期間が長い
・筋肉の成長で噛み合わせが決まるので筋肉が弱い、トレーニングが難しいお子さんは2期矯正治療が必要な場合がある
1期治療は何歳から?
反対咬合のお子さんは5歳から
それ以外の子は6歳か7歳がおすすめ
歯の大きさ 大きいほど難
顎の大きさ 小さいほど難
見た目は ガタガタ>出っ歯>反対咬合、開口(重症)
難症例のお子さんほど早い方が良い
・6歳で歯の治療ができない子は7歳からになります
・女の子の方が成長が1〜2年早いので6歳からがおすすめ
・開始時期が遅いほど成長が遅れているので、2期矯正の必要性が高まる(9歳を超えると2期矯正が必要な場合が多い)
・反対咬合は7歳までに始めないと反対咬合が治らずに外科手術が必要になる場合もある
顎顔面矯正治療はどんな治療?
資料取り 分析
全身写真で姿勢、頭の位置の確認
レントゲン写真 3〜6ヶ月に一度
装置が入っていない時は取り外しできる装置で筋トレしていただきます。
ガムトレーニング
プレオオルソかFKOを使いお家でトレーニング!
さらに拡大が必要であれば拡大装置を装着する流れになります。
1期治療ここまで
さらに歯並び良い噛み合わせをご希望の方は2期矯正治療へ
よくある質問
Q:装置は痛い?
A:装置をつけるときの痛みや話しづらさはありますが、お子さんは骨がくっついていませんので回しているときの痛みはありません。話しづらいですが練習すれば良くなります。早く慣れるようになるべく会話しましょう。
Q:拡大して顔が変わりませんか?
A:拡大装置の拡大量は1.2cmです。装置をつけているときはすきっぱが目立ちますが、永久歯が生えてくると治ります。顎の成長不良が改善されるので、顔立ちは良くなり鼻呼吸することで鼻も高くなります。常に鼻呼吸やよく噛むなどトレーニングを心がけましょう。
顎顔面矯正治療の期間
①拡大装置1(ハイラックス)
②TPA(ティーピーエー)
③L.A(リンガルアーチ)
1クール終わり
④拡大装置2(ファン)
⑤TPA
⑥L.A
2クール終わり
⑦FKO、プレオルソ 筋トレ装置 6ヶ月
上顎の骨の成長不良が根本の問題なので全員同じ治療をします。
この2クールの治療期間が約2年となります。
難症例の方は3クールの拡大装置を追加しますが追加費用はありません。
するかしないかもお子さんの顎の骨の成長により判断します。
1期、2期矯正治療の費用
顎顔面矯正治療+2期治療をした場合
1期治療 5歳〜9歳頃
・資料取り代 33,000円
・装置代 385,000円
・毎月の調整料 5,500円
計418,000円+毎月の調整料5,500円
治療期間永久歯に生え変わるまで(11歳頃まで)
そこから2期矯正をするかどうか相談になります。
・1期治療→=約40%
・1期治療のみ=60%
1期治療の開始時期が9歳を過ぎたお子さんは追加装置が必要になります。
MSE急速拡大装置:55,000円
2期治療 12歳〜14歳 永久歯が生えそろってから
・資料取り 22,000円
・診断料 55,000円
・装置代 385,000円
・毎月の調整料 5,500円
計462,000円+毎月の調整料5,500円
顎顔面矯正治療+2期矯正治療の合計980,000円+毎月の調整料5,500円
デンタルローン(3.9%)クレジットカード 分割支払いあり(3回まで)
- ・顎顔面矯正治療は顎の治療を通して成長を促し様々な病気を予防することが目的です。
- ・顎顔面矯正治療で顎の成長を促進することで仮に2期矯正治療になったときも永久歯の抜歯を防ぐ可能性が高まります。
- ・筋肉の発達など成長にも個人差があるため1期治療で完了することを保証するものではありません。
- ・適切な筋力がつけば歯並びは良くなりますが、筋力がつかない場合は歯並びが少し悪いまま残る場合があります。
- ・永久歯が生えそろっと12歳頃に親御さんやご本人のご希望があれば、2期矯正治療に移ります。
初めから2期矯正治療のみ
・資料取り代 22,000円
・診断料 55,000円
・装置代 803,000円
・毎月の調整料 5,500円
計880,000円+毎月の調整料5,500円
スペース不足の場合抜歯が必要になります。
4本抜歯の費用 35,200円
合計915,200円+毎月の調整料5,500円
治療期間は約3年
オプション
・目立たない白いホワイトワイヤー 165,000円
・ブラケットをつけないマウスピース矯正 880,000円
・矯正の期間の短縮、歯が動きにくい難症例にインプラントアンカー 22,000円
2期矯正のみのメリット・デメリット
メリット
・治療期間が3年とほぼ決まっている
・歯並びがきれいになる
デメリット
・永久歯の抜歯が必要な場合がある
・成長期を放置することで悪化するから治療が複雑化することがある
顎顔面矯正治療は・・・
治療期間約2年と経過観察期間約4年
(装置が入っていない期間は保険の虫歯予防処置になるので保険治療になります)
期間はかかりますが、生涯使う大切な歯、顎を育成できるとても良い治療法です。
自信を持ってお勧めします。
※ネットでの予約は仮予約です。
折り返しの電話があって確定となります。
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