電子タバコはヤニが付きにくい?歯への影響は?体の老化は酸化と糖化?タバコは体を錆びさせる?



おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

最近アップルパイ作りにはまってます!

週4くらいで焼いてます!笑

食欲の秋…

もともと甘いものはあまり得意ではなく

どちらかというと塩辛い物が好きなのですが

最近は甘いものが食べたくて仕方ありません。

でも歯みがきはちゃんとしてます!笑

あとは体の中から骨や歯が糖化しないように

ビタミンとミネラルを意識的に摂ってます!

 

体の老化は

酸化(体がサビる)と糖化(体がコゲる)

で起こります!

以前栄養の勉強会に参加した際に

最近の若い女の子の骨を調べると

茶色く糖化している子が

増えていると言ってました(; ゚ ロ゚)

骨より硬いのは歯ですが

歯みがきしてても虫歯ができる方いらっしゃいますよね?

そんな方は歯の中で貯蔵しているカルシウムが

糖質の摂りすぎで抜け出していき歯の中がスカスカになり

内側から虫歯になっているのかもしれません…

甘いものは美味しいですが食べ過ぎは本当に怖いです。

 

何度もいいますが

歯の健康は体の健康の指標だと思います。

体の中で最も硬い歯が蝕まれているということは

体も何かしら悲鳴をあげようとしているのでは

ないでしょうか?

 

糖質を摂ると血糖値が上がりますよね?

その血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。

そしてこのインスリンを出すスイッチとして

カルシウムが分泌されるそうです!

糖質を摂るたびに血糖値を下げるため

カルシウムが分泌されます。

しかしカルシウムは体内で作られないので

食品からしっかりと意識的に摂取する必要があります。

糖質ばかりを摂らずに

しっかりとビタミン、ミネラル(カルシウム)、

たんぱく質を摂りましょう!

甘いものだけが糖質ではありません。

お米やパンなどの炭水化物にも

糖質は多く含まれています。

食べ過ぎには注意しましょう!

 

体の酸化はストレスや紫外線、喫煙など

色々な原因で起こりますが

質の悪い油でもおこります。

植物性油脂を多く含むスナック菓子や

酸化した油で揚げられたお惣菜

マーガリンや植物性油脂を多く含む菓子パンなどの

食べ過ぎに注意しましょう。

ちなみにマーガリンは食べるプラスチックだそうです。

マーガリンを地面に置いても

アリは一切近づかないそうですよ…

菓子パンなどにはマーガリンが多く含まれてます…

気をつけましょう。

 

酸化を防ぐには抗酸化物質や補酵素を多く含む

ビタミンミネラルが豊富な野菜や果物を摂りましょう!

 

 

 

話は変わって…

先日メインテナンスにいらしてくださった患者さまに

電子タバコに変えたんですが着色減ってますか?

と質問をいただきました!

 

結果はというと………

着色、ヤニが全くついていませんでした!

 

私も勉強不足だったのですが

電子タバコは歯に着色しにくいようです!

 

電子タバコとは?

電子タバコは色々なタイプのものがあるようです。

電力を用いて味や香りをつけた液体から

水蒸気を作り出して、それを吸うものです。

電子タバコの種類は様々ですが

タールがほとんど含まれていないのが特徴です。

 

タールによって「タバコ臭い」「ヤニがつく」のです。

なので電子タバコではほとんど歯に着色しないようです!

 

また臭いもかなり抑えられ

発がん性物質であるタールがほとんど含まれていないことで

本人はもちろん周囲への健康面の影響も

かなり少なくなりますね!

 

ただ「加熱式タバコ」にはニコチンが含まれています。

(タバコの葉を熱して使用します)

ニコチンには依存性と

非常に強い神経毒性があるので注意が必要です。

 

 

タバコといえば歯周病です!!!!

今や歯を失う原因の第1位は歯周病です!

成人の80%がかかっている歯周病は

ギネスブックにものっていますが

最も羅患率の高い病気です!

歯周病は痛みや自覚症状がほぼないないので

気づいたときには歯を失う一歩手前まで

進行していることもある病気です。

とくに喫煙習慣のある人の多くは

タバコを吸っていない人よりも

数倍も歯周病にかかる確率が高くなります。

 

今までのタバコからアイコスなどの

煙が出ないタイプのものにかえたから大丈夫!

と思っている人もいるかもしれませんが

実際はどうなのでしょう(・д・ = ・д・)?

 

タバコと歯周病、アイコスと歯周病の関係について

説明したいと思います。

 

喫煙は体への悪影響は知られていますが

それだけではなく歯周病になる原因の一つです。

 

歯周病になってしまう原因は??

タバコに含まれるタールとニコチンが関係しています。

タールやニコチンなど有害物質が

口腔内の粘膜や歯茎から吸収されると

唾液の分泌量が少なくなります。

すると歯垢(プラーク)や歯石が歯に付きやすくなり

歯周病になりやすい環境となります。

 

またニコチンによって血管が収縮することで

血のめぐりが悪くなります。

酸素や栄養を十分に運ぶことができなくなって

歯周病の進行を早めたり、悪化させてしまいます。

 

他にも細菌を撃退する

体の免疫細胞の白血球の機能が低下したり

歯周病菌によって破壊された

歯茎の修復に必要な線維芽細胞が抑制されてしまいます。

 

歯周ポケットの中が酸素不足になり

歯周病菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

酸素を嫌う歯周病菌には好都合です!

 

タバコを吸うと歯周病が進行するのに

とても好都合な環境になってしまうのです。

 

アイコスのような加熱式タバコは従来のタバコに比べると

タールなどの有害物質が少ないといわれています。

しかしアイコスにも少量でもタールや

ニコチンは含まれているので血流が悪くなったり

歯茎の組織を破壊したりすることに変わりありません。

 

また、タールの量が減ることで

歯周病の症状がはっきり感じられるように

なることもあります。

タールには「炎症を抑制する作用」や

「ウイルスに対抗する作用」を持っています。

そのタールが少なくなることで

今まで一般的なタバコによる歯周病の症状が

抑えられていた部分が、表面化されるのです。

従来のタバコでもアイコスのような加熱式のタバコでも

ニコチンは含まれており

微量のタールでも血流が悪くなるため

喫煙をやめることが歯周病予防には効果的といえます。

 

なかなか禁煙は大変と聞きますが

歯の健康はもちろん、体の健康ために

体を酸化させないために

とても大切なことです!

ぜひ考えてみて頂ければと思います(^^)

 

 

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