歯の王様!

明けましておめでとうございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

私事ではありますが産休育休を頂きました。

約1年程休む予定です。

 

実際に歯並びのよい子を育てるため

1から経験、勉強できることを嬉しく思います!

理解ある院長をはじめスタッフのみんなに感謝しつつ

1日1日を無駄にしないようにしようと思います。

ブログの更新も続けます\(^^)/

 

今年はコロナの影響で例年とは違った

お正月を過ごされましたか?

私も基本家でじっとしてました…

毎年おせち作りをするのですが

今年はお重ではなくプレートおせちにしてみました!

自己満です…笑

 

あと2週間程すれば

いつ赤ちゃんが生まれてもよい時期に入ります。

赤ちゃんが生まれる頃…出生時には

歯の王様である第一大臼歯(前から数えて6番目の大人の歯)

の石灰化が始まるころです!

 

こどもの歯である乳歯は妊娠後

胎生6週頃から歯胚(歯のたまごのようなもの🥚)

ができはじめます。

そして胎生4ヶ月頃からカルシウムやリンが

沈着しはじめます。(石灰化といいます!)

 

同じく胎生4ヶ月頃から

大人の歯である永久歯の歯胚も順々にできはじめ

出生時までに16本の永久歯の歯胚が完成します🥚

そのうちの4本が歯の王様である第一大臼歯です!

出生時に石灰化しはじめて

6歳頃に歯茎からひょっこり顔を出してきます!

6歳頃に生えるので6歳臼歯とも呼ばれます!

妊娠中にしっかりバランスよく

カルシウムやリン、その他の栄養素を摂取しておくと

生まれてくるこどもの歯の質が強くなりますよ!

 

さてそんな6歳頃に生えてくる歯の王様!

子ども自身も親御さんも成長を感じられて嬉しいですよね?

6歳頃に乳歯列の一番奥に新たに生える永久歯を

第一大臼歯といいます。

生える時期から6歳臼歯ともいいます。

6歳臼歯(第一大臼歯)は永久歯の中で一番大きく

食べ物を噛む力も一番強い歯です。

生涯にわたって噛むためにもっとも大切な歯で

歯並びや噛み合わせの中心にもなることから

「歯の王様」と呼ばれています。

 

歯の王様は虫歯になりやすい?

強くて大きな「歯の王様」ですが

実はむし歯になりやすいという心配な面も…

なぜなら第一大臼歯は生えるスピードがゆっくりで

完全に生えるまでには1年以上かかることもあります。

生えかけは一部が歯茎に覆われていてみがきにくいこと

噛む面の溝が深くて複雑なため食べカスがたまりやすこと

ハブラシが届きにくい位置に生えることなどから

みがき残しが多くなります。

結果的にむし歯になりやすいです。

また生えたての永久歯はエナメル質(歯の表層)がやわらかく

非常にむし歯になりやすく

むし歯の進行も早いという特徴もあります。

では大切な「歯の王様」をむし歯から守るためには

どんなことに気をつけたらいいのでしょうか?

 

低学年までは仕上げみがきを!!

6歳臼歯が生えてきたら

歯科医院で歯を丈夫にするフッ素の塗布や

シーラント(奥歯の溝を樹脂で埋める)などの

むし歯予防をしてもらうのがオススメです!

それにプラスして自宅でも普段から

フッ素配合のハミガキ粉や洗口液を使い

奥歯まで丁寧にみがくよう

お子さんに指導してあげることも大切です。

磨きやすいところはお子さんに磨いてもらっても

必ず6歳臼歯は仕上げみがきをしてあげましょう!

 

 

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