今あるから大丈夫?歯の残存歯数が少ない日本人…あなたは大丈夫ですか?

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

3日の日に歯科に関する記事が載っていました!

抜粋すると…

《歯の残存歯数が少ない日本人》

平成29年度歯科疾患実態調査(厚生労働省)によると

歯の残存本数(歯の本数は親知らずも含み28本)は

40代までは約28本とほとんどの歯が残っていますが

加齢とともに減り、65〜69歳は約21本、

70〜74歳は約20本、75〜79歳は約18本、

80〜84歳は約15本にまで減っています。

厚生労働省と日本歯科医師会は

80歳まで20本の歯を保とうという

「8020運動」を推進していますが、達成はまだまだです。

ちなみに厚生労働省は

定期的な検診を受けていない場合

80歳で残ってる歯はわずか6,8本

というデータも発表しています。

 

寿命が延びたぶん

歯も長持ちさせる必要があるにもかかわらず

日本の歯科治療は寿命の延びについていけていません…

自分の歯は自分で守る意識を持ちましょう!!!

 

何度もお伝えしていますが

歯を失う原因の第一位は歯周病です。

歯周病は歯と歯ぐきの間にあるすき間(歯周ポケット)から

細菌が歯肉に入り込み歯周組織が炎症を起こした状態です。

炎症がひどくなると歯を支えている顎の骨が溶け

歯が抜けてしまいます。

痛みや腫れなどの自覚症状がほとんどないこと

動脈硬化や認知症など深刻な病気との関連があることから

「サイレント・キラー(静かな殺し屋)」などと

呼ばれます。

歯周病の治療の基本は

「自宅でのプラーク(細菌)コントロールの強化」と

歯科医院で受けるクリーニングです。

このどちらが欠けても治療は成功しません。

患者様と歯科医院での二人三脚が非常に大事になります!

 

毎日の歯磨き、食生活の改善、良質な睡眠、

ストレス対策など自宅でプラークケアを行ない

口の中をよい状態に保ちながら

定期的に歯科医院でクリーニングを受けて

炎症を軽減させていきます。

 

いかに炎症を軽減できるかが

治療の成功を左右するカギになります。

歯科医や歯科衛生士の技術だけでなく、

ご自身の自宅でのケアもとても重要になります。

 

《口の状態は健康長寿に直結する》

口の中のことを医学用語では「口腔」といいます。

歯の状態や歯周病が注目されがちですが

口腔は歯で食物を味わいながら噛み砕いて(咀嚼)

唾液と混ぜ合わせて飲み込む(嚥下)という「食べる機能」や

言葉を発して「会話する」ための

重要な役割を担っています。

また、きれいな歯並びは見た目にも影響しますし

表情をつくることにも関係しています。

歯が1本抜けてもたいしたことないと放置する人もいます。

しかし1本の歯がなくなるだけで噛み合わせが狂い

口腔状態は徐々に悪化していきます。

また、歯周病は自覚症状がほとんどないまま

慢性炎症をもたらし、じわじわと全身を蝕んでいきます。

口や歯は全身に関わる重要な器官です。

むし歯や歯周病で歯をなくすと

食事がおいしく食べられなくなりますし

滑舌が悪くなってコミュニケーションが

うまくとれなくなってしまいます。

第一印象も左右するので

生活の質(クオリティ・オブ・ライフ=QOL)

に大きく影響します。

 

是非とも今年はご自身の健康長寿の為にも

歯のケアをはじめてみませんか?

今歯があるから大丈夫ではありません!

歯はあっても状態はどうでしょうか?

虫歯や歯周病に知らず知らず蝕まれていませんか?

100年120年時代が到来します。

今のことだけでなく先を見据えて

健康でいるためにもまずは歯科検診の受診を

オススメ致します!

健康なくして幸せにはなれません!

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