歯があっても舌がないと食べれない?

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

今日から3月ですね!

月日が経つのがあっという間で

ほんと驚きます!

 

さて今日は食べることについてのお話です。

噛んで食べるって

当たり前に当たり前のように行っていて

考えたことはないかもしれませんが

死ぬまで「噛んで」食べるというと

歯にばかり目が行きがちですが

実は噛んで食べるためには

舌がとても大きな役割を果たしているんです!

 

舌がなければ歯があっても

ものを食べることはできないんです!!!

 

ものを食べるときに

舌がどのように働いているか

考えたことありますか?

 

まず食べ物は舌が受け取ります。

箸やスプーンなどから受け取ることもありますし

ソフトクリームを食べるときのように

舌が自ら食べ物を舐め取ることもあります。

 

次に舌は口に入ったものを調べます。

形や大きさ、柔らかさ、味などを感知して

飲み込んではいけないものを選び分け

口の外へと送り出します。

魚の骨やスイカの種を吐き出せるのは

舌の敏感さと器用さからできます。

舌は髪の毛1本でもすぐに感知しますよね?

 

そして柔らかいものであれば

舌はこれを押しつぶして

飲み込める大きさにします。

 

一方、舌が食べ物を感知すると

唾液の分泌が促されます。

噛むときは舌が食べ物を

前後左右に移動させて噛める位置へ送り

唾液と混ぜて食べ物の塊「食塊」を作ります。

 

もしも舌がうまく動かないと…

食べ物を歯と歯の間に移動させることができないため

1回噛んだらそれで終わりです。

 

唾液と混ぜることもできないため

食べ物はいつまでたっても

バラバラな大きなカケラのままです。

飲み込める状態である食塊になりません。

 

食塊ができると

舌が上顎に向かって押し上がり

食塊を喉の入り口へ送ります。

このとき舌の動きと連動して

「喉頭蓋」という蓋が気道を塞ぎ

代わりに食道の入り口が開きます。

そして食塊が食道へと送り込まれます。

 

このように「噛んで食べる」ことに

舌は関わっています。

歯に注意を払う人は大勢いても

舌に注意を払う人はあまりいません。

 

歯ももちろん大切です!

しかし舌もとても大切です!

舌は失っても入れ歯のように作れません…

舌は筋肉でできています。

体と同じように使わなかったり

年を取ったりすれば衰えていきます。

 

「むせる」

「食べこぼす」

「滑舌が悪くなった」

「以前よりも食事に時間がかかるようになった」などは

舌の機能低下が主な原因です。

 

舌の筋力アップ・維持をすることで

いつまでも食事を楽しめます!

あいうべ体操で舌の筋トレ

オススメします\(^^)/

 

 

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