スマホを手に猫背になってませんか?

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

みなさんは食事のときに

どんな姿勢で食べていますか?

 

スマホを片手に背中を丸めて

食べている人はいませんか?

 

死ぬまで噛んで食べるには

猫背の姿勢はNGです!!

いちばん誤嚥しやすい姿勢です。

 

なぜ猫背だと誤嚥しやすいのでしょう?

食べ物は胃腸に向かって下りていくので

口から腸までがまっすぐな状態

すなわち背筋を伸ばした姿勢が

最も食べ物の移動がスムーズなのです。

 

猫背だと食道や胃腸が圧迫されて

食べ物が移動しにくいのです。

 

そしてそれだけでなく猫背と誤嚥には

もう少し複雑な仕組みが絡んでいます。

 

ものを飲み込むとき

私たちは普通ほとんどそれを意識しません。

とても硬いせんべいとか

やたらに大きな錠剤とかを飲み込むとき以外

特に意識しなくても飲み込めます。

 

しかしそこには非常に精妙かつ複雑な

仕組みが備わっています。

 

食べ物が気管に入らないようにするには

舌の下にある「舌骨」が適切に動いて

食塊を押し込む一連の動きを引き出す必要があります。

猫背だとこれが難しいのです。

 

というのも舌骨は関節によってつながることなく

まるでブランコのように

複数の筋肉によって宙吊りになっているためです。

 

姿勢の影響でくびの筋肉が緊張すると

舌骨の動きにも影響が出たす。

 

そこで、猫背です。

猫背でスマホを見ると

骨盤が後ろに傾きます。

背中が丸くなってくびが前に伸びます。

前に伸びたくびを支えるには

くびがまっすぐ背骨の上にあるときよりも

大きな筋力が必要でになります。

本来は舌骨を動かすために使われる筋肉を

くびを支えるためにも使わざるを得なくなります。

すると舌骨がバランスを崩して

気道を塞ぐタイミングが遅れたり

食道が十分に開かなくなったりしてしまうのです。

 

若くて筋力が十分にあるうちは

猫背でスマホを見ながらでも

むせずにラーメンをすすることができるます。

しかし、50代、60代の人が同じことをしたら

むせる人が続出するでしょう…

もちろん高齢になればもっと危険です。

 

しかもずっと猫背で食べていた人が

高齢になってから急に

背筋を伸ばして食べようとしてもムリです。

 

生活習慣を変えられないということもありますが

ずっと猫背でいると

骨がその形に固まってしまうことがあります。

だからこそまだ柔軟に姿勢を直せるうちに

背筋を伸ばして食事をする習慣を

つけることが大切になります。

それが、死ぬまで噛んで食べることにつながります!

 

食事時の姿勢を見直してみませんか?

検索