おはようございます。
高松市春日町ハローズ内
たかまつファミリー歯科医院
スタッフ兵頭です。
今日は猫の歯について🦷
動物の歯は何本あるのか気になりませんか?
猫の永久歯の本数は、全部で30本です。
猫の乳歯は、生後3週頃から生え始め、生後7週頃(約1ヶ月半)までには生えそろいます。
切歯、犬歯が生後3週から4週にかけて、遅れて前臼歯が生後5週から6週にかけて生えそろいます。
その後、猫も人と同じように乳歯から永久歯に生え変わります。
人では、乳歯が抜け落ちてから永久歯が生えますが、猫や犬では、永久歯が顎骨から生え始めるのと同時に、乳歯の歯根が吸収されて不安定になり、永久歯に乳歯が押し出されるようにして生え変わります。
生え変わりの時期は、歯茎がムズムズするといわれていて、猫はおもちゃや人の手を噛むことが多くなります。
猫も人と同じように歯の病気になっることがあります。
猫の歯の病気で最も多くみられるのは歯周病です。
猫も人と同じように、歯に汚れや細菌がたまると歯垢となり、やがて歯石として歯に付着してしまいます。
猫はもともと滑らかで真っ白な歯をしていますが、歯垢や歯石の付着があると、歯の表面に薄く茶渋のようなものがついていたり、歯の付け根に薄い黄色や灰色の塊がついているようにみえます。
猫で歯石がつきやすいのは、上顎の奥歯の位置に並ぶ歯(臼歯)です。なかでも、一番大きな第3前臼歯は、唾液腺の開口部のすぐ下にあり、唾液中のカルシウムやリンなどの成分が歯垢に付着しやすいことからとくに歯石がつきやすいです。
歯石が付いてしまうと、拭いたりこすったり、歯磨きなどでは取ることができません。
人間と同じですね!!
歯垢・歯石の付着を予防するには、猫も人と同じように歯磨きをすることが効果的です。
まずは口を触られることに慣れさせることから始め、慣れてきたら猫用の歯ブラシを使うようにするといいみたいです。
みなさんが飼われてるペットの口腔ケアも気をつけていきたいですね。
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