赤ちゃんの口の中!

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

我が子に泣かれると

胸が締め付けられます…笑

 

けど泣くことも大切なので

お腹もおきていて

オムツも濡れてないときなど

緊急性がないときは

少しだけ泣くのを観察してます。

 

自分の心を落ち着かせるため

口の中を観察してます!笑

大きく口を開けてくれるのって

泣くときくらいなので!

 

なので今日は赤ちゃんの口の中について

ちょっとご紹介しますね(^^)/

 

お乳を吸うために最適な形!!!

生まれたばかりの赤ちゃんには

歯がありません!

歯科用語では無歯顎といいます。

 

顎も小さくて歯ぐきも平らで低く

舌が口の中におさまりきらず

上下の唇の間から見えたりします。

 

 

また上あごの中央部が

丸く凹んでいて

その周りには膨らみがあります。

この凹みは吸綴窩といわれ

お乳を飲むために必要なものです。

 

泣いているときに撮ってみました!

分かりにくいですね…笑

 

頬の内側にも脂肪床という膨らみがあります。

 

このような赤ちゃんの口の中の形は

お乳を吸うためには

最適な形になってます。

こういった口の形も

乳歯が生えそろうまでの間に

成長・変化していきます。

 

乳児期は顎の成長が盛んです!

たった1ヶ月でも下の写真のように

顎が成長するんですよ♪

とくに生まれて半年は

下の顎の前方への成長が著しく

歯ぐきのアーチも大きくなり

高さも増してきます。

 

生まれたころは

上あごに対して下あごが

かなり後ろに位置していますが

乳歯が生え始めるころまでには

上あごと下あごの歯ぐきが

ちょうどあわさるような

位置関係になってきます。

 

乳歯の生え始めは

個人差はありますが

生後6,7ヶ月ごろに下の前歯から

生えてくることが多いです。

 

赤ちゃんのよだれ?

生後半年頃には

赤ちゃんのよだれが増えてきます。

この時期には乳歯が生え始めたり

離乳食も始まり

指しゃぶりやおもちゃ遊びなど

口へのさまざまな刺激が増えてきて

唾液の分泌がさかんになります。

 

この頃の赤ちゃんは

まだ上唇を使って

離乳食を取り込むことも始めたばかりで

唇を閉じていることも少なく

たまった唾液がよだれとして

外へ流れ出やすいです。

 

離乳食のステップが進んでいき

唇を閉じることや

たまった唾液を飲み込む動きが上手になると

よだれは徐々に減ってきます。

 

前歯で遊ぶ?

1歳くらいになると

上下の前歯が4本ずつ合計8本の乳歯が

生えている赤ちゃんが多くなります。

 

上下の前歯が生えてくると

今まではなめていた玩具などを

前歯で噛んで遊ぶようになります。

 

舐めるだけでは分からない

硬さや弾力性などを

噛んで確かめているようです。

 

また前歯で歯軋りする子もいます。

上下の前歯の位置関係や

噛み合う感触を確かめる行為で

癖などのようなものではないので

心配はいりません。

 

こんなふうに前歯を使う練習をしながら

前歯で食べ物を噛みとったり

噛みきったりすることを

覚えていきます。

 

奥歯が生えて?

1歳代の前半には

第一乳臼歯とよばれる

最初の奥歯も生え始めます。

 

この歯が上下生えてくると

初めて奥歯の噛み合わせができてきて

食べ物を噛み潰すことが

できるようになります。

 

また噛み合わせの高さが増すことで

口の中が更に拡がり

舌の動きも自由になることから

食べる機能も言葉を発音する機能も

発達が促されます。

 

なかなか口の中まで見ることはないですが

体と同じようにすさまじく成長していきます。

次回は喃語と言葉の発達についてアップします(^^)/

 

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