日本人の成人7割に入っている?

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

今日から4月ですね🌸

月日が経過するのは

本当に早いものです!

1日1日を大切に過ごしましょう!

 

さて今日は銀歯についてです。

成人の7割に銀歯が入っているそうですが

歯の治療についての悩みを抱えているのは

圧倒的に女性に多いようです。

 

歯科治療についての相談も

大半は女性からのように思います。

特に中高年以上の女性は歯科医から

『あなたにはこの治療がいい』と言われると

疑問があっても尋ねたり断ったりできないまま

治療を受けてから後悔する方も多いようです…

 

また体質においても女性は

歯にトラブルをかかえやすい要因があります。

 

注意すべきは閉経前後です。

女性ホルモンの分泌量の減少によって

唾液量も減ってしまいます。

 

唾液には酸性に傾いた口の中を中和したり

再石灰化の際に必要となる

カルシウムなどを補給したりして

口腔内を健康に保つ働きがあります。

そのため唾液が減ることで

虫歯や歯周病にかかりやすくなります。

 

そんなリスクにさらされる中で

虫歯になってしまった場合

まず選択肢として浮上するのが

患部を削って詰め物をする治療です。

なかでも一般的なのは銀歯治療です。

 

日本の成人の7割に銀歯が入っている

という調査結果もあります。

「銀歯は先進国では時代遅れ」と言われたりもしますが…

いまだに銀歯治療を行っているのは

先進国で日本くらいです…

 

保険の銀歯は年数が経過すると

常に唾液で濡れているので

腐食してきます。

隙間ができて

隙間から虫歯の原因菌が侵入し

再度虫歯になることも非常に多いです。

そしてまた治療を繰り返すうちに

歯の寿命が短くなるリスクもあります。

 

ほかに選択肢のなかった昭和の時代なら

銀歯が最善の選択だった可能性もありますが

令和のいま、あえて選ぶメリットは

ほぼないのではないでしょうか…

 

それに悪影響は口腔内にとどまらないんです!

銀歯の原材料である

パラジウムなどの金属に

体が反応してアレルギーを起こし

さまざまな不調が出てくることが

すでに30年ほど前

旧厚生省の調査で判明しています。

 

女性の場合、体調が思わしくないときは

更年期障害でなく銀歯による

金属アレルギーの可能性もあるかもしれません。

 

頭痛や肩こりなど

「更年期に伴う不調」だと思っていた諸症状が

10年以上前に埋め込んだ銀歯を除去したことで

治まったというケースもあります。

また、こうした不調は

免疫力の低下にもつながります。

 

デメリットがある銀歯に代わって

「コンポジット・レジン修復」という治療法があります。

プラスチック系素材のレジンは

歯の色に近い乳白色のペーストです。

虫歯部分だけを削ってから

接着剤を塗りレジンを充填し

ライトで紫外線を当て硬化させます。

 

小さな隙間にも入り込んで

ピッタリと接着されるこの治療法は

歯を削る量が最小限で済むのがメリットです。

 

1980年代にレジン治療はすでにありましたが

当時は『欠ける』『割れやすい』と敬遠されました。

その後レジンの素材が改良されて

銀歯と同等の耐久性が科学的に証明されています。

ただ広範囲の虫歯の場合や

噛む力が強い方、歯軋りをする方は

欠けたりすることもあるので

むかないケースもあります。

 

レジンで治療した歯は

天然の歯とほとんど見分けがつかず

銀歯のように金属アレルギーの

リスクもありせん。

 

当院でもコンポジットレジンを行っております。

虫歯の範囲が大きい場合は

適応外なこともあります。

その場合は銀歯に変わる

質がよく再度虫歯になりにくい

オススメの素材の詰め物もありますので

気になる疑問点などは

遠慮なさらずお声かけください(^^)/

 

 

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