赤ちゃん歯科通信⑤むし歯を予防するには?

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

今日は赤ちゃん歯科通信です♪

乳児期や幼児期は1日3度の食事だけじゃなく

間で授乳したり間食をするので

歯が生えると虫歯が心配になりませんか?

 

そりゃできれば毎回歯を磨ければ

一番ベストですが

現実問題なかなか難しいですよね?

 

じゃあ歯みがき以外に

虫歯を予防するためにできることってなんでしょう?

 

今日は「歯みがき以外のむし歯予防法」

についてお話します。

 

◆糖分がない飲み物で洗い流すだけでも違う

口の中に残った食べカスは

むし歯菌のエサになってしまいます。

お水やお茶など糖分がない飲み物で

洗い流すだけでも

大きく違ってくると思います。

 

◆むし歯のメカニズムを知って予防

むし歯菌が直接歯に何かをしている

というイメージがあると思いますが

そうではありません。

 

どうやってむし歯ができるのか知って

虫歯から歯を守りましょう!

 

むし歯菌は口の中の糖分をエサにして

ネバネバの物質を作り出します。

このネバネバの物質とむし歯菌のかたまりが

プラーク(歯垢)になります。

 

この状態でむし歯菌が酸を出すと

その酸によって歯が溶けて

むし歯になってしまいます。

プラークはやわらかいので

歯磨きで落とすことができます。

しかしかたくなって歯石になると

落とすことができなくなります。

 

やはり1番の予防は歯みがきになりますね…

歯みがき以外にできることは

 

◆規則正しく食事をすることが大事

むし歯のリスクを考えるとき

食生活の習慣が大事になってきます。

 

口の中は基本的には中性です。

pH(ペーハー)という数値で

7ぐらいの状態になっています。

 

食後はむし歯菌が糖分と結びつき酸を出すので

酸性に傾きます。

pHが5.5ぐらいで

歯は溶け出すと言われています。

 

酸性のままだと歯が溶けてしまいますが

唾液による中和作用で徐々に中性へと戻り

歯が溶けない状態になります。

 

中性へと戻るためには

食後の何も食べない時間帯が必要になるのです!!!

 

ところがダラダラ食べたり飲んだりしていると

酸性に傾いたままで中性に戻ることができません。

歯にとって時間を決めて

規則正しく食事をすることが大事になります。

 

基本は歯みがきですがその他に

虫歯菌の栄養となる食事をダラダラしない!

というのが虫歯予防のポイントです(^^)/

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