あなたも付いているかも?

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

昨夜は今年1番の満月🌕にプラスして

皆既月食だったそうですね!

残念ながら雲で見えませんでした💦残念!

 

 

今日は歯周病や口臭の悪化につながる歯石についてです!

歯石は残念ながら

歯磨きでは取ることができません…

発掘された縄文人やネアンデルタール人の歯にも

歯石がついていたそうです。

 

 

さてこの歯石ですが

つきやすい場所があることをご存知ですか?

 

歯磨きが難しくて汚れが残りやすい場所のほかに

上の奥歯のほっぺた側と

下の前歯の裏側につきやすいです。

 

でもなぜでしょう?

 

歯石は歯垢に唾液中のカルシウムやリン酸

タンパク質などが取り込まれて

硬くなったものです。

48時間ほどでできます。

 

上の奥歯の表面や下顎の前歯の裏側付近には

唾液が出てくるところがあるため

常に唾液にさらされて

歯石がつきやすくなります。

 

口を開けて舌の先を上げて

舌の裏側が見えるようにしてください。

舌と口の底をつないでいる部分の下の方に

小さく膨れたところがあります。

よく見ると小さな穴が空いているように見えます。

そこが唾液の出口です。

 

目に見えるところにできる歯石は

クリーム色がかっていますが

歯ぐきに覆われた部分についている歯石は

血液などに含まれるカルシウムなどが取り込まれるため

黒っぽい色をしています。

 

歯ぐきの奥深くにある歯石は硬くて

取り除きにくいため

歯ぐきを切って開き除去することもあります。

 

なぜ歯石があるとよくないかというと

歯石の表面はザラザラしているので

汚れや細菌がつきやすくなり

口の中が不潔になります。

 

また歯石に含まれる細菌により炎症を起こして

出血、歯茎の腫れ、口臭の発生や

歯の周りの骨の吸収(骨の量が減っていくこと)

などがみられます。

 

さらに細菌が血流に乗って全身をめぐると

細菌がもつ毒素や炎症の際につくられる物質などによって

血糖を下げるインスリンの作用が弱められたり

血栓ができやすくなったりするほか

関節リウマチやアルツハイマー型認知症などにも

影響することがわかっています。

 

全身麻酔をかけて行う手術の際は

口の中の細菌が原因で肺炎を起こすことがあるため

手術前に歯石を取るなどして

口の中をきれいにしています。

 

歯石を取り除くことで口の中の環境がよくなり

全身の健康にもつながります。

ぜひ歯科医院で定期的にクリーニングしませんか?

お待ちしております(^^)/

 

 

検索