歯を長持ちさせるための噛みかた

おはようございます。

高松市春日町ハローズ内

たかまつファミリー歯科医院

スタッフ兵頭です。

歯を長持ちさせるためには、噛み方も大事ということをご存知でしょうか?

歯は毎日使いますし、小学校卒業時くらいに全て永久歯に

生え変わってからはもうそれ以降生え変わることはありま

せん。

それゆえ、できるだけダメージを最小限にして長く大事に

使っていきたいものです。

そのためには、毎日の噛み方というのが大事になってきま

す。

歯を長持ちさせるための噛みかたには

1.左右バランスよく噛むこと

噛みやすい側があって片方でばかり噛む癖がついている

方、片方の奥歯が抜けたままになっていてもう反対側ばか

り噛んでいる方は、いつも噛んでいる側に負担がかかりす

ぎている可能性があります。

歯にかかる負担を減らすために、両方の側でバランス良く

噛むことを意識する、もしくは歯のない方の治療を受け

て、片方にばかり負担がかかりすぎないようにしましょ

う。

2.硬いものを食べすぎないこと

よく噛んで食べることや、歯応えのあるものをしっかりと

噛むことは、消化や唾液の分泌、口周囲の筋肉を鍛える上

で大事なことです。

ですが、必要以上に硬いものを頻繁に食べるのはおすすめ

しません。

硬いものをガリガリと良く食べていると、歯に負担がかか

りすぎ、流石に強い歯でも割れてしまう恐れがありますの

で、日常的に食べるのは控えるようにしましょう。

3.歯ぎしりの癖を放置しない

夜間に歯ぎしりをしている方は、それが積もり積もると、

歯の破折につながることがあります。

それを避けるためには、歯科で就寝時のマウスピース(ナ

イトガード)を作ってもらうなどして、歯を強い力から守

るようにしましょう。

また、日中食いしばる癖、歯をカチカチと合わせる癖があ

る場合にも、歯にとっては余計な負担がかかることになり

ますので、癖でついつい歯に力をかけてしまう人は、なる

べく食べる時以外は上下の歯を接触させないようにして下

さい。

なお、スポーツでどうしても歯を食いしばる必要のある方

は、スポーツマウスピースを入れるのがおすすめです。

4.前歯に負担をかけない

前歯と奥歯にはそれぞれ役割があり、前歯はものを噛み切

るために、奥歯はものを細かくすりつぶすために存在して

います。

歯根の状態自体もそれに合わせるようになっており、具体

的には、奥歯は複数の歯根があり、前歯の歯根は一本しか

ありません。

奥歯を虫歯や歯周病で失ってそのまま放置していると、噛

むところがなくなり、前歯でばかり噛むしかなくなりま

す。

その状態が続いていくと、やがては前歯に負担がかかりす

ぎてしまい、最終的には歯を全て失ってしまうことになり

ます。

奥歯は見えないところなので、失ってもそのままにしてし

まっている方もいらっしゃいますが、前歯に負担をかけす

ぎないようにするためにも、歯を失った状態を放置しない

ことが大切です。

 

普段の生活ではあまり噛み方を気にすることはないかもし

れませんが、歯をできるだけ長持ちさせるためにも、噛み

方にもぜひ意識を払ってみてくださいね。

 

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