歯を悪くする食生活とは?

おはようございます。

高松市春日町ハローズ内

たかまつファミリー歯科医院

スタッフ兵頭です。

食べ物や飲み物は毎日お口に入るものなので、どのような

ものを食べたり飲んだりするか、というのは結構お口の健

康状態にも影響してきます。

では、どんな食生活をしていると歯を悪くしやすいのでしょうか?

こんな食生活の人は注意です⚠️

⚫︎間食が多い

間食をする人は、糖分の摂取量が多くなりがちです。

間食をしているつもりはなくても、糖分の入っている飲料

をちょくちょく飲む場合も同様です。

糖分の摂取量が多かったり摂取タイミングが多くなったり

すると、歯の周囲にプラークを溜めやすくなり、その結

果、虫歯や歯周病にかかりやすくなってしまいます。

⚫︎すっぱいものをよく口にする

すっぱいものは体に良いイメージがありますが、あまりと

りすぎてしまうと酸によって歯が溶かされやすくなりま

す。

例えば、酸性飲料、酢の物、柑橘類、ドレッシング、ワイ

ンなどをよく口にする人は知らず知らずの間に歯が徐々に

溶けてしまっていることがあります。

このように、歯が酸によって溶かされてしまう状態を歯牙

酸蝕症と言いますが、これによって歯の表面がでこぼこに

なったり、歯が黄ばんで見えるようになったり、知覚過敏

を起こしたり、歯が小さくなったりなど様々な影響を及ぼ

してきます。

⚫︎硬いもの食べすぎ

歯応えの良いものを食べることが好き、例えば、飴や氷な

どの硬いものをガリガリ噛む、晩酌でスルメなどの硬いも

のを噛む、ということを頻繁にやっていると、歯にダメー

ジがかかりすぎて、歯が割れてしまうことがあります。

歯は、割れてしまうと激痛を生じ、歯の神経を取らなけれ

ばならなくなったり、抜歯を余儀なくされたりすることも

あります。

歯応えのあるものを食べるのは大事なことですが、あまり

歯に過剰な力をかけすぎることは控えましょう。

⚫︎加工食品など柔らかいものばかり食べる

最近の食事はとても軟らかいものが多く、加工食品も軒並

み軟らかいものばかりになっています。

軟らかいものは食べやすくて良いのですが、そのようなも

のばかり食べて歯応えのあるものを口にしないでいると、

噛む機能があまり働かなくなり、お口周囲の筋肉が衰えた

り、唾液が十分に分泌されなくなったりします。

そうすると、顔がたるんでしまう、将来的に嚥下障害を起

こしやすくなる、虫歯や歯周病にかかりやすくなる、とい

ったことが起こる可能性があります。

⚫︎喫煙する

タバコは食べるものではありませんが、口の中に入るとい

う意味でこちらに付け加えると、喫煙の習慣により歯茎の

血液の巡りが悪化し、歯周病にかかりやすく、また悪化し

やすくなります。

また、組織の修復機能が落ちるので、歯周病の治療をして

も治りにくく、治療効果が出にくくなります。

食習慣に気をつけるか、そうでないかによりお口の中の環

境は大きく変わってきます。

歯を健康に保つためには、毎日の歯磨きを欠かさない、定

期的にクリーニングを受ける、ということが大事なのは言

うまでもありませんが、それだけでは歯の健康は守りきれ

ません。

できるだけ歯を長く健康に保つためにも、ぜひ、毎日の食

生活にも注意を払ってみましょう。

 

 

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