歯を削る器械って?

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

「ダイヤモンドは永遠の輝き」

という広告がありましたが

女性の宝石へのあこがれは永遠ですよね💎✨

 

ダイヤモンドはこの世の中で

最も硬い物質としても知られています。

なので工業用に合成されたダイヤモンドは

ガラスの切断など

いろいろな切削器具に利用されていますよね。

 

私たち歯科医院で歯を削るのにも

ダイヤモンドを使っているのですよ。

これは歯の表面をおおっているエナメル質が

ダイヤモンドと同じくらい硬いからです。

硬さを計る単位(モース硬度)を使って正確にいうと

ダイヤモンド10、エナメル質は7です。

 

みなさん歯科医院でキーンという高い音

聞かれたことありますよね?

音が聞こえて寒気がするという患者さんもいますが…

あればエアタービンといって

圧搾空気の力で羽を高速で回転させる切削器械の音です。

 

エアタービンが開発されるまでは

歯のエナメル質を削ることは大変なことでした。

エアタービンのおかげで

今では効率よく

また正確にエナメル質が削れるようになり

歯科医療の精度が向上しました。

また同時に患者さんへの負担もずいぶん軽くなり

快適になりました。

 

ちなみに当院では

キーンという嫌な音が出にくい

エアータービンを用意していますので

音が苦手な方もご安心くださいね(^^)

 

エアタービンは1分間に

30万から50万回も回転します。

なのであのような高い音が出てしまいます。

回転する羽に取り付ける刃先の先端に

ダイヤモンドの粉末が付けられています。

 

また高速で削ると熱が発生するので冷却するために

刃先に向かって水が出るようになっていたり

正確に削れるように

照明装置が組み込まれています。

 

エアタービンは非常に精密な器機なので

以前は消毒が大変でした。

しかし最近はオートクレーブという

高圧の蒸気による滅菌装置にも

耐えられるようになり

当院でも毎回患者さんごとに

滅菌された清潔なものを使用していますので

ご安心くださいね(^^)/

検索