猫の日

おはようございます。

高松市春日町ハローズ内

たかまつファミリー歯科医院

スタッフ兵頭です。

 

今日は猫の日🐈です(笑)

当院スタッフのひかりさんは猫を3匹

飼っています🐈🐈‍⬛🐈

せっかくなので、猫と人間の歯について

比べてみます。

猫と人では、口内環境にいくつかの違いがあります。

まず1つめは、先に述べた通り、歯の形状が違います。

人の歯の多くが臼の形をしているのに対し、猫の歯は多くは薄く尖っています。

 

2つめは、人の唾液にはデンプンを糖に分解する酵素・

アミラーゼが含まれていますが、肉食の猫は本来、炭水化

物を必要としないため、唾液にアミラーゼが含まれていま

せん。

 

3つめは、人の口内は弱酸性ですが、猫はアルカリ性です。

こうした違いが、実は虫歯や歯周病の発生率に影響しています。

 

猫の場合、口内がアルカリ性で虫歯菌が繁殖しにくいこと。

 

唾液にアミラーゼを含まず、虫歯菌の餌となる糖が口内に溜まりにくいこと。

 

歯が尖っていて、人の臼歯のようにくぼみに虫歯菌がたまりにくいことなどから、人と比べて虫歯になりにくいのです。

 

逆に口内がアルカリ性のため、歯垢が石灰化して歯石にな

りやすく、人より歯周病になりやすいといえます。

 

歯周病は、歯垢や歯石が原因で歯の周辺組織に起こる炎症

で、口臭、歯肉の腫れや出血などが見られます。

成猫の8割がかかっているともいわれるほど、多い病気で

す。

猫の場合、歯垢は3~5日で歯石化するといわれ、予防の

ためには、できれば毎日、少なくとも2日に1度の歯みが

きが望まれます。

 

人も一般的にプラークが形成されるまでは24時間かかると

言われています。

12日後には立派な歯石になってしまいます。

歯石をつきにくくするために歯ブラシだけではお口の中の

汚れの60%ほどしか落とすことはできません。

 

人も動物たちも定期的なメンテナンス受けないと

いけないのは共通点ですね。

 

 

 

 

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