タバコがインプラントに与える影響とは

おはようございます。

高松市春日町ハローズ内

たかまつファミリー歯科医院

スタッフ兵頭です。

先日、インプラント6本を入れて噛めるように

なりたい!という患者さんがいらっしゃいました。

歯周病に侵され、歯の本数も少なく禁煙者です。

1番の歯周病を悪化させるのは

喫煙です!!

ぜひ、禁煙を🚭お願いしました。

せっかく高いお金出しても喫煙することによって

インプラントがダメになってしまっては勿体無いですよ

ね!噛めるようになるとしても長い間持つかどうかは

分かりません。

インプラントは、人工歯根とその連結部分により、義歯を

しっかりと固定することで、自身の歯と同じようにものを

噛むことができます。

しかし、タバコを吸うことによって、人工歯根がうまく骨

に定着せず、インプラントが失敗に終わってしまう可能性

があるため、注意しないといけません。

 

タバコの煙には、ニコチンという依存症の高い成分が含ま

れていますが、こちらは血管を収縮させたり、骨や組織に

十分な酸素が行き渡らなくなったりする原因になるもので

す。

つまり、ニコチンによって骨が活動しにくくなることで、

なかなかインプラントが定着しないということです。

感染のリスクも高くなります。

人間の体内には、免疫機能に大きな役割を果たす白血球と

いうものが存在します。

しかし、タバコを吸うことによってニコチンが体内に入る

と、白血球の働きは弱くなり、細菌感染のリスクが高まっ

てしまいます。

インプラントは、歯の失った部分に人工歯根を埋め込む外

科手術であるため、術後も傷口からの細菌感染には注意す

る必要があります。

よって、タバコが原因で白血球の働きが弱まり、免疫力も

低下している方は、インプラント治療を受けるべきではあ

りません。

 

また、歯肉の炎症も起こります。

 

タバコを吸うことで血流が悪くなると、必然的に唾液量も

減少します。

 

また、唾液には口内をキレイにしてくれる作用があります

が、タバコが原因で唾液量が減少すれば、当然こちらの作

用も弱くなり、歯垢が溜まることによって、インプラント

周辺における歯茎が炎症を起こしやすくなります。

 

また、このような炎症は、痛みにつながるだけでなく、

化すると骨が痩せたり、インプラントが支えを失って脱落

したりすることにもつながるため、注意しなければいけま

せん。

喫煙者の患者さんにタバコのことをお話しさせてもらった

ら、もうやめる!と言ってタバコを置いて帰ってくれまし

た。

禁煙してくれる約束をしました😁

頑張ってほしいです👏

 

 

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