認知症

おはようございます。

高松市春日町ハローズ内

たかまつファミリー歯科医院

スタッフ兵頭です。

高松市は今日小学校の卒業式です🌸

卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます!

 

先日、認知症サポーターの講座を

受けました。

増加の一途をたどる、認知症。

その進行を予防するのに、お口の中のケアがとても大事だ

って、ご存知でしたか?

いま日本における認知症の患者数は約462 万人と言われて

います。

また、その前段階である「軽度認知障害」(MCI:Mild Cognitive Impairment)の人は約900 万人いるとも言われます。

いまや高齢者では、4人に1人が認知症または軽度認知障害であるとされています。

 

それほどまでに、認知症はとても身近な存在なのです。

 

今後もさらに増加の一途をたどっていくのは間違いないでしょう。

 

医療がこれほどまで発達した現代ですが、しかし認知症の

根本的な治療方法や、根治できる治療薬はまだありませ

ん。

大切なのは、症状を悪い状態にしないようにしていくこと

です。

調べによると

愛知県の65歳以上の健常者4千人以上を4年間にわたり調

べたところ、歯がほとんどないのに入れ歯を使用していな

い人、あまり噛めない人,またかかりつけ歯科医院のない

人では,その後、認知症が発症するリスクが高くなること

がわかったというのです。特に,歯がほとんどないのに入

れ歯を使用していない人は,20 本以上歯が残っている人

に比べ、なんと1.9倍も認知症発症のリスクが高かったと

いうのです。

歯が健康な人ほど、認知症になりにくい、ということが言

えるでしょう。

日頃から食事をきちんと摂り、しっかりと咀嚼して、食べ

物を味わい、美味しいと感じられるような生活を送ること

はとても大切です。口腔ケアをきちんと行い、歯を健康に

保つことは、認知症の予防や進行を遅らせることにつなが

ります。

認知症が進むと、どうしても口腔ケアがおろそかになり、不衛生な状態になりやすくなります。

そのため、歯周病や誤嚥(ごえん)性肺炎などの感染症も起

きやすく、全身の疾患につながりかねません。

ですので、歯科医院に通院しているうちから、口の中の清

掃方法などを歯科衛生士といっしょに管理することが

大切です。

高齢者の方々の口腔ケアをしっかりと管理することは、軽

度認知障害から認知症への進行を遅らせ、認知症を予防す

ることにつながります。

メンテナンスを定期的に受けて予防いたしましょう。

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