歯並びをよくする口育て!離乳食完了期編!

おはようございます!

高松市春日町にあるたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

今日は半日休みだったので

超簡単りんごケーキを作りました🍎

甘いものが美味しくて仕方ない…(^^)

今日は前回に引き続き離乳食のおはなしです!

今回は離乳食完了期のポイントになります!

 

《離乳食完了期のポイント》

離乳食完了期は手づかみ食べ期(パクパク期)です。

12ヶ月~24ヶ月ごろです。

上下前歯が生えそろい

第一乳臼歯が生え始める頃です。

やわらかく煮たものを前歯でかみとれる大きさにして

食べさせる時期です。

手づかみ食べも積極的にさせましょう!

 

もっと詳しく説明すると…

《お口のようす》

上下前歯が生えそろい第一乳臼歯が生え始めます。

舌は前後、上下にプラスして

左右にも複雑に動かせるようになります。

上下の奥歯が1本ずつ生えると

今まで歯ぐきではつぶせなかったものも

食べられるようになります。

第一乳臼歯が生えたら咬む練習をする時期になります。

断乳の目安とも言われてます!

 

《食べさせ方のポイント》

●手と口の動き

・手づかみ食べを十分にさせることが

スプーンや箸などを使った食事運動の基本を

学ぶことに繋がります。

 

・手づかみした食べ物を前歯でかじりとらせて

歯を使う感覚を教えましょう。

前歯でかじりとることで上あごの成長を促し

一口量を覚えます!

 

・最初のころは手に持った食べ物を

顔と口が迎えにいくような動きになります。

次第に顔が正面を向いたまま

食べ物を口に入れることができるようななります。

 

●自分で食べる動きが更に活発に!食べやすい姿勢を!

おとなから食べさせてもらう状態から

自分の手で食べることへの練習時期に入ります。

椅子には足の裏が床や椅子の補助板に

びったりつく姿勢で垂直に座り

上腕を体からやや離したときに

ひじの関節がテーブルにつく程度の高さが

ちょうどいいです。

 

《手づかみ食べの重要性!》

ペンフィールドのこびとの話を以前しましたが

手と口の感覚野、運動野は脳の中でも

とりわけ容積が大きく

手と口を一緒に使い動かすことで

脳全体の発達に大きく影響します。

 

自分で食べることで適当な一口量がわかり

口に上手に運べるようになります。

離乳食中期ごろから手づかみ食べが始まりますが

はじめは手につかんだ食べ物を

手当たりしだいに口に押し込むので

こぼれる方が多かったり

大きなものを口に押し込んで

目を白黒させたりします。

18ヶ月ごろには食べ物を口に入れやすい

手のつかみ方や量の加減ができるようになります。

ただ手の感触に過敏な子もいます。

手づかみ食べを嫌がるお子さんは

ビスケットなどの乾いたものを

持って食べるのであればそれでOKです。

 

手づかみ食べは手でさわることで

食べ物の性質(柔らかい、弾力がある…など)を知り

量の加減や口への運び方を学ぶために大切です。

目で見て手でつかみ口へ運び噛んで飲み込む!

大人からしたら当たり前の動作でも練習しないと

この動きはスムーズに連動していきません。

物との距離感を知ることで

将来人との距離感をはかれるようになったり

豆腐などを実際に手でつかむことで

力加減を学び優しくつかむことを覚えます!

手づかみ食べは本当に大切です!

お母さんは大変かと思いますが

できるだけ積極的にさせてあげましょう。

 

《1歳半くらいを目安に卒乳》

先ほども説明しましたが

第一乳臼歯が生えるのが大体1歳半頃です。

一般食が食べられるようになり

食べ物を飲み込むための

ただしい飲み込み方(成熟えん下)ができるようになったら

卒乳を行い、おっぱいを飲むための

乳児えん下がいつまでも残らないようにしましょう。

第一乳臼歯が上下生え揃ったら

しっかりと噛んで食べる練習を行う時期になります。

咬む回数が増える食事を行いましょう!

ただし乳歯が全部生え揃う3歳ごろまでに

あまり固いものを与えてしまうと

丸のみを覚えてしまうので注意しましょう!

またの機会に咬む回数が増える食事について

アップしますね(^^)/

 

《引き続きストローの使用は控えましょう》

ストローを使うと乳児えん下の残存や

低位舌を招き歯並びが悪くなるので

コップ飲みを中心にしましょう!

 

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