歯の構造について🦷

こんにちは

高松市春日町のハローズ内にあります

たかまつファミリー歯科医院

スタッフの山地です(^^)

今日は「歯の構造」について

お話ししていきます!

みなさん、歯の構造はご存知ですか?

「エナメル質」という言葉は聞いたことが

ある人もいるかもしれません😌

詳しく説明していきます。


 

① エナメル質

歯冠の表面を被っている

人間の身体組織の中で最も硬い組織です!

ものの硬さを1~10段階に分けたモース硬度

という指標でみると、

水晶(モース硬度7)と同じくらいの

硬さがあります。

しかし、酸に簡単に溶けてしまう

という弱点があります。

②象牙質

エナメル質、セメント質の内側にあり、

歯冠から歯根部までの歯を形づくる組織です。

モース硬度は5~6でエナメル質よりも柔らかく、

酸に溶けやすい組織です。

象牙質には象牙細管という細い管が通っていて、

管の中は組織液で満たされています。

③セメント質

歯根部表面を被っている組織で、

歯根膜によって歯槽骨と結合しています。

モース硬度は4~5で人間の骨と

同じ程度の硬さです。

④歯髄

一般に神経と呼ばれる組織です。

神経線維のほかに血管やリンパ管などが

通っています。

象牙質に栄養を補給しています。

歯周組織の構造

歯周組織は歯の周りの組織で、

歯を支える役割があります。

①歯根膜

歯根部分の表面(セメント質)と歯槽骨の間を

結び付ける繊維性の結合組織を主体とした組織

です。

食べ物をかむ際、歯にかかる力を吸収・緩和し、

歯に加わる力が直接歯槽骨に伝わるのを

和らげるクッションの働きをしています。

②歯槽骨

歯を支えている顎の骨で、

歯はこの骨の中に植立しています。

歯周病などで歯槽骨が大きく破壊されると、

歯がグラグラになります。

③歯肉

歯槽骨を被っている軟らかい組織で、

一般には歯ぐきと呼ばれている部分です。

歯周病など様々な病気の症状が表れる組織

でもあります。

④歯肉溝

歯肉と歯の境目にある小さな隙間。

健康な人でも1~2mmの深さがあります。

炎症などによって深くなった状態を、

歯肉ポケット、歯周ポケットと呼びます。

歯はこのような構造です🦷✨

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