おはようございます!
高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院
スタッフ塩田です(^^)/
今日は口腔機能発達不全症のお子さんにみられる
「話す機能」についてです!
たまにいらっしゃるのですが…
もうすぐ1年生になるけど
舌足らずな話し方をしているお子さん
いらっしゃいませんか?
サ行が上手く発音できないお子さんです。
小さいときはメチャクチャ可愛いです(´ω`)
でもいつまでも上手く発音できないと
お子さん自身が困りませんか?
一概に口腔機能発達不全症とは言えませんが
見極めの参考にしてもらえればと思います。
●「サ行」は確かに難しい。聴力に問題はありませんか?
幼児期の発音は
赤ちゃんことばといわれる未熟な段階から
次第に正確な発音へと発達していきます。
ことばの出はじめから
「サ行」の音を正しくつくることは難しく
先生のことを「テンテ」と言っていた時期
やがて「ちぇんちぇ」→「しぇんしぇ」と
近づきながら5,6歳までに
「センセ」を獲得していきます!
発達には個人差があります。
聴力に問題がなく言語発達も順調なら
個人差の範囲と考えて
様子をみていてもかまわないと思います。
●「サ行」が「タ行」になるなら相当未熟
個人差と考えて発達を待てばいい場合もあります。
しかしサ行がタ行(先生がテンテイ)になるようなら
相当未熟です。
就学までの1年間で
自然に獲得するとは限りません。
「エンエイ」のように子音が抜けていたり
日本語の音にならないような
変わった音に置き換わる場合は
聴力や口の中に原因がないか
確認する必要があります。
聴力に問題がないけど
口の中に問題がある場合に疑われるのが
①舌小帯短縮症
②口腔機能発達不全症 です。
①舌小帯短縮症とは
舌を持ち上げるとヒダがあります。
このヒダが極端に短い場合
サ行、タ行、ラ行など
舌を上アゴにつけて発音しないと
上手く発音できない音が
しっかり発音できず舌足らずな話し方となります。
ベロをベーっと出すと
舌がハート型になるのも特徴です。
ハート舌とも呼ばれます。
外科的な処置で切開すればよくなります。
②口腔機能発達不全症
先ほどサ行、タ行、ラ行の発音は
舌が上アゴにつく必要があるといいました。
しかし舌を上アゴにつけれない程
舌の筋力が弱いお子さんがいます。
この場合は舌の筋力をあげる
体操や訓練を行います。
小さいうちは可愛いですが
就学前でもまだ舌たらずな話し方のお子さんは
早めに対応してあげましょう!
舌の筋力アップに
あいうべ体操オススメですよ(^^)/
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