歯並びに関係する!食べる機能の重要性!かむ(咀嚼)編

おはようございます!

高松市春日町のたかまつファミリー歯科医院

スタッフ塩田です(^^)/

 

前回に引き続き

食べる機能の重要性について

かむ(咀嚼)についておはなしします。

 

咬むためには歯の発達が

とても重要になります。

 

乳歯は胎児期から発達が始まり

個人差はありますが

生後6ヶ月ごろから下の前歯が生え始め

3歳ごろまでには20本の乳歯が生えそろいます。

 

永久歯も胎児期から発達が始まって

6歳頃から徐々に乳歯から永久歯に

生えかわります。

 

妊娠期はもちろん

乳幼児期にどんなものを食べて

どんな栄養状態であるかということは

子供の歯の発達にもとても大切です!

 

咀嚼機能の発達は?

食べ物を口の中に入れたあと

押しつぶす、すりつぶす、かみつぶすなどして

唾液と混ぜて食塊を作るまでの過程を

咀嚼といいます。

 

乳幼児が食べ物を適切に咀嚼する機能は

歯の発達と共に向上していきます。

 

口腔機能の発達

5~8ヶ月

舌を前後に動かして食べ物を奥へ移動させ飲み込む

6ヶ月頃から下の前歯が生えてくる

7~8ヶ月ごろには舌が上下にも動くようになる

舌で食べ物を上アゴに押しつけ数回モグモグして咀嚼

 

9~11ヶ月

上の前歯が生えて上アゴと下アゴが合わさる

舌が左右にも動くようになる

歯ぐきの上でつぶして咀嚼できる

やわらかいものを前歯でかじることができる

 

1~1歳半

前歯が上下8本生えそろう

奥歯(第一乳臼歯)が生え始める

咬む力はまだ強くなく歯ぐきでかみつぶしている

前歯を使ってかみちぎり一口量を覚える

 

1歳半~2歳半

上下の第一乳臼歯が生えそろう(断乳時期)

乳犬歯も生えてくる

奥歯が生えてくると徐々にかみつぶすことができるようになるが、上手にかめるようになるには第二乳臼歯が生えそろってから

 

2歳半~4歳

奥歯(第二乳臼歯)が生えそろう

奥歯でかむことができるようになる

生の葉物野菜や塊の肉なども食べれるようになる

 

4~5歳

かなり安定してかめるようになる

 

咬む力を育てましょう!

食べ物は咬むことで唾液と混ざり

消化吸収しやすくなります。

またよく咬むことは脳の活性化にもつながります。

こどもの頃から

しっかり咬む習慣をつけることは

とても重要です。

咬むことで顎が成長し

歯並びのよい子になりますよ(^^)/

 

しかし咬むためには奥歯が必要です。

1歳ごろから第一乳臼歯が生え始め

3歳ごろには第二乳臼歯が生え揃います。

それまでは前歯しかなく

食べ物を細かくして唾液と混ぜる動作を

上手に行うことはできません。

 

咬むことを促すためには

歯の発達にあったかみやすい食べ物を用意しましょう!

お口の機能にあってないものを与えると

丸のみを覚えたり

噛まない子になってしまいます。

 

ただやわらか過ぎる食べ物も

丸のみしてしまうことがあります。

適度なかたさが必要になります。

 

ちなみに赤ちゃんの場合

きちんと咬めているかどうか

見分けるポイントは口元と頬の動きです。

 

口を開けたままにしていたり

頬が動いてない場合は

咬まずにそのまま飲み込んでしまっている

可能性があります。

確認するようにしましょう。

 

私もこどもの離乳食が始まったら

正しく進められるか分かりませんが…苦笑

色々アップしていこうと思います!

 

今はまだ新生児なので

まんまる抱っこで背骨をCカーブに保ったり

ミルクの時はオススメ哺乳瓶を使ったり

できるだけお乳を吸わせて顎を育てたり

お乳を飲ませるときは深飲みで飲ませるなど

できることをして口育につなげます(^^)/

 

歯並びのいい子にするたもの

抱き方や授乳の仕方など

以前のブログにアップしてますので

興味のある方はみてくださいね♪

 

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